忘却都市③(ファンタジー)
前回までのあらすじ
アルタとエリスは、記憶を失った人々が集う「忘却都市」で真実を追い求める中、都市の中心部で「大図書館」を発見する。そこには、人々の記憶が書き込まれた無数の本が眠っており、記憶の操作が行われている証拠があった。都市を支配する「記憶管理者」に立ち向かう決意を固めた二人だったが、エリスの記憶の一部が管理者によって消され、彼女がかつて都市の管理側だったという衝撃的な事実が明らかになる。
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