ソログル勢だった僕が初めてソロキャンプをして感じた事
まだまだキャンプ経験の浅い僕。
そんな僕が初のソロキャンプに挑戦してきました。
場所は伊上海浜公園。
現在のキャンプ場としては珍しいネット予約のスタイルで、時代を先取り。
とてもスムーズに予約できました。
キャンプの前日から荷物を積み込み、当日は家族の晩ごはんを準備。
さて、いざ伊上海浜公園へ!!!!
人生で2度目のキャンプ場の門を開く体験
キャンプ場のチェックインは15時。
少しキャンプ場に早く到着し、バリケードが閉まっていました。
「とりあえずチェックイン時刻まで待つか」
そんな感じでとりあえずタブレットでnoteの記事の下書きを作成したりしていました。
ところが、チェックイン時刻になっても全く人の気配が無い。
チェックイン時刻から15分くらい経っても、人の気配が全くないので、痺れを切らして管理棟に連絡しました。
「転送します」と言うメッセージが流れて、数回コールするも出ないので、一旦終話。
どうやらキャンプ場には誰も居ない模様。
2度目のチャレンジ。
「転送します」のメッセージの後に繋がりました。
チェックインの旨を伝えると、「今、自宅にいるので、担当に回します」と言われ、一旦通話終了。
その後、別の電話番号からコールがあり、「今からキャンプ場へ向かうので、バリケードを開けて良い」という指令を受けました。
キャンプ場の門を開けるのは実は2度目。
初の開門は小瀬川オートキャンプ場だったのですが、まさか2度目の経験ができるとは思っていませんでした。
入場できたものの、キャンプ場の入口から自分のサイトまで距離が遠いので、別に搬入方法があると見越して待機。
「これなら管理人が来るまで待つのも変わらんやん。むしろバリケード開ける手間が増えたし」
そんな事を内心思っていると、管理人が到着。
チェックインの手続きを済ませ、サイトの利用について説明を受けました。
人当たりがとても良かったので、チェックイン時刻の事は水に流そう。
天候は最悪のコンディション
予想通り、荷物の搬入は別の入口を使うので、一旦車を移動し、荷下ろしをしました。
宿泊したのは冬。
というわけで気温の低さを警戒。
相棒のDDタープを焚き火の輻射熱を受けやすい形に張りました。
チェックインの遅さも相まって、時刻は16時。
辺りは暗くなっていました。
「自分のノルマは写真だ」という事に気づき、急いで撮影を開始。
撮影というより、ポイントをチェックして、本番の撮影は翌日。
とりあえず夕日だけ撮影しておきました。
(海に沈む夕日が見たかったのに、夕日は山に沈んでいったけど)
撮影ポイントをチェックして、サイトで焚き火を起こそうと試みたのですが、当日は風も強く、薪に火が着かない。
試行錯誤をしながら無事焚き火に火を着けたものの、タープの立て方が悪いよいうで、焚き火の煙が自分の方に回り込んでしまう。
とりあえず焚き火の火で適当に料理を作りました。
ちなみに全然美味しくなくて、くっそ不満足でした。
食事が終わったら、早いですが焚き火の後片付け。
というのも風が強いので、焚き火も危険な状態でした。
焚き火を諦めた事で、タープを風の受けにくい形に張り直し。
スムーズにできたと思いますが、もはや時計を見る余裕は無かったです。
悪天候で撮影のモチベーションも上がらず
風が強ければ、天気も悪い。
当日は満月の前日で、ほぼ満月だったのですが、厚い雲が出ており、写真の撮れ高も期待できそうにないので、早々と撤収。
サイトに戻って軽くお酒を飲んで、早めの就寝(ほぼふて寝)。
風の音に何度も起こされる
タープが風で靡く音に目を覚ましました。
時計を見ると0時。
長めのペグを使っていたので、外れる心配は無いと思うのですが、念のためペグの数を増やして、ロープのテンションも再確認。
自分のできる最大限の対策をして寝ましたが、2時間ごとくらいに風の音に起こされました。
一応補足しておくと、全く寒くはなかったです。
翌日に撮れ高の回収
6時ごろに起床。
というか風に起こされたんだけど。
風が強い物の、昨日より治まっていたので、薪の消費も兼ねて焚き火をスタート。
適当にトーストを焼いて、メインである撮影を開始しました。
前日にポイントをマークしていただけに、撮影はスムーズ。
撤収を込みにしてもかなり時間に余裕がありそう。
キャンプ場のチェックアウトは14時となっていますが、早めにチェックアウトすると決めていました。
というのも僕にはキャンプ以外にも楽しみがあったのです。
それはホテル楊貴館。
オーシャンビューの日帰り温泉と、和食レストランがあり、長門にキャンプに来るとセットで利用する事が多いです。
特に伊上海浜公園からホテル楊貴館までの距離は2キロメートルもなく、絶好の立地条件でした。
「キャンプはイマイチだったけど、温泉とレストランで〆れば問題なし」と、温泉とレストランの肉料理を妄想していました。
すると電話の着信。
妻である。
「時間あるから、一緒にお昼ごはん食べに行かない?」
日頃は共働きなので、夫婦で昼食の時間はそう無く、断る選択肢などありません。
家まで1時間。急いで撤収すればギリギリ間に合いそう。
というわけで、この日の楊貴館は諦めて、帰宅。
僕の初のソロキャンプの話はここで一旦お終い。
ソロキャンプで見えた反省点と改善点
あまり良い思い出にはならなかった初のソロキャンプでしたが、改善したい点も見つかり、内容としてはとても満足しています。
あまり焚き火は楽しくなかった
僕は写真を撮るためにキャンプをしています。
ソログルで焚き火をする習慣がついていたので、焚き火の道具も持っていきましたが、いざ焚き火をすると虚無感が凄かったです。
当日の天候が悪かったこともありますが、そもそも焚き火というキャンプスタイルが自分に合っていないと再認識しました。
持っている焚き火台もDODのシバレンナという焚き火台で、元々は防寒目的で買った焚き火台です。
グルキャンの時は、「楽しくない」ほどではなかったのですが、僕にとっての焚き火とは友達とのコミュニケーションツールの一つなのだと気付かされました。
僕はキャンプに参入する際、最小限の機材でキャンプを楽しむミニマムというスタイルを目指していました。
これを邪魔していたのが焚き火という存在。
焚き火台に始まり、薪やノコギリ、火吹き棒など、焚き火にしか使わない道具を運ばなくて良ければ荷物の軽量化ができます。
自分の中で、いろいろな妄想が膨らみ、ワクワクしてきました。
妄想の中身
暖のとり方をどうするか
今までは焚き火で暖をとっていたのですが、焚き火をしないとなるとどうしよう。
ミニマムを目指していた頃は、焚き火をしない路線でいたので、軽く調べてはいたのですが、イマイチ自分に合った道具が見つからず。
未だに何を購入すればいいか迷っています。
第一候補はコレですが、そもそもタープ内が思っていた以上に暖かかったので、本当に暖房が必要なのかも検証の余地ありです。
タープのサイズ感
焚き火をしない事で、調理にも課題が見えてきました。
バーナーでの調理になる事は言うまでもありませんが、問題は調理の場所です。
夏でもない限り、ソロキャンプで外でバーナーで調理をするメリットはありません。
つまり、これまでは寝るための場所だったタープが「寝る&調理の場所」となります。
現在は3×3のDDタープを使用しているのですが、調理スペースを考えると手狭な気がしています。
ただ焚き火の機材を持ち込んだ上で調理スペースが無いと感じたので、焚き火関連の道具を省いて、スペースがどうなるかは、こちらも検証の余地ありです。
今のところ、DDタープの3.5×3.5辺りを狙っています。
キャンプ道具も大体揃えたと思っていたのですが、今後も出費は減りそうにありません。
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