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挑戦家だけど繊細で、芸術家のようでビジネスマンな先輩の話

僕の大学の先輩がバストケアマッサージの仕事を始めたらしい。最近業務委託で始めたとのこと。先輩は事業計画書の作業をし、僕はそれを覗き見しながら授業中に雑談していた。顧客ニーズについて書く欄があり、男性の彼がそこをどう言語化するのか気になるところだ。
そもそもバストケアなんて需要があるのか甚だ疑問だが。まあ、それは女性にしか分からないか。

その先輩との出会いは偶然にも大学ではなく、全国から人が集まるオンラインの交流会であった。
とはいっても、行動力ある大学生が企画した30人ほど集まって交流するというお楽しみ会のようなものだ。
運営陣が山形の人が多かったので、そっち方面が多いんだろうなと思っていたが、東京出身の人から関西までさまざまで、その中に先輩はいた。

出会ってからもう一年は経つ。その先輩が僕は人として好きで、彼は他の大学の先輩や同級生と違い、惹かれるものがある。今回はそれについて深めてみる。

惹かれる理由の一つにあるのは、めちゃめちゃオシャレなんだよな。初めて対面で会った日は昭和の学者のような姿をしていた。ベレー帽のような帽子にフレームの細い丸メガネをかけ、綺麗に整った眉毛ときめ細やかな肌。服装は白のカッターシャツを綺麗目で暗めのグリーンのパンツにインしてサスペンダーをつけていた。
靴は茶色で渋めな感じだったかな。

古着が好きでフリマに参加したり、次は主催者側をやるらしい。行動力もすごいんだよなー。その日は一緒に焼肉を食べに行ったのだが、カルビや脂っこいものを避けることからも美容に対する意識の高さが窺える。

ここまで突き抜けたオシャレな人は初めて見たので僕は衝撃を受けた。つい気持ち悪い程に観察してしまった。

そんな先輩は話す。
「オシャレはコスプレと同じだよ。なりたい人物になりきれる」
こんなニュアンスのことを話していて、それに僕はとても関心した。自分は服やオシャレにこだわりが無かったから、他人に変だと思われない女の子ウケするような服装しかして来なかったからこんな発想にならなかったから驚いたことを覚えている。

そんな考え方を真似して服に対する興味の幅が広がって、現在進行形で服を楽しめるようになった。

そして惹かれる理由のもう一つは生き方が好きなんだよな。実は彼もnoteをやっていて、その綴る言葉が素敵だった。字の書体さえも僕と違って洒落ている。
Instagramの写真やそれに添えられた言葉、服装から垣間見える彼の生き方や哲学が好きなんだよな。

さっきも言った通り服に対する楽しみ方であったり、
生きることに対する苦しみを知っているところ。弱さを持っているところ。snsにおいてそれらを発信しているのだが、その表現にくどさを感じないんだよな。むしろそれに儚さ、切なさ、尊さや美しさまで感じでしまう。そんな彼の言葉や在り方が素敵でイケている。

それでいて彼はミステリアスだ。外も内も個性的で、挑戦家であり繊細で、芸術家であるようで、ビジネスマンな一面もある。僕よりも経験豊富で知っていることも多いだろう。

彼は授業中に「時間内にどれだけ効率よく成長できるか大事にしたい。タイパ人間だよ。」と自分のことを話していた。僕はモンハンナウをやりながらそれを聞いていた。

今の僕はタイパに縛られる生き方を少し休むようにしていて、普遍的な大学生として過ごしている。だからそれを聞いてドキッとした。俺は今そんな意識高く生きれてないよーって。それでも媚びるようなことはしたくないし、無理したくない。等身大の自分と仲良くなりたいから。等身大とは別の自分を好きになってもらえても、そこに価値があるように思えないし。

だからこれからも自然体でいて、仲良くしていけたら嬉しいと思っている。

先輩はnoteを書いると書いたが、実はここ8か月間ぐらい更新されていない。だから見られるかも知れないけど、書いちゃえと思って書くことにした。ワンチャン見られる可能性もあるから、見られる前に沢山noteを更新して埋めてしまおう。もし読んでもいいね押さんといてくださいね、気まずいんで!

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