勝手に師匠にする
私のこれまでの人生には師匠が何人もいた。
血縁にもいたし、知人,そして会ったことがない人にもいる(いた)。
師匠の決め方は「吸収するものがあると感じること」のみ。
本人から許可をもらうことはなく、本人は知らないことの方が多い
(そのことを本人に言うとだいたい嫌がられる)。
「この人を師匠にしたい」と思ったら、その人は「師匠」だ。
新しい師匠ができた時、まだ会ったことがない人なら、やはり「会ってみたい」と思うもの。
私の場合、「会いたい」は「すぐに会いに行く」に結びつくようになっている。「会いたいと思った時がその時」の法則だ。
会いたいと思ったらすぐに行動に移すべし、というルール。
いずれ会える,そのうち,いつか…と思っていると延し延しになりチャンスを失う。
チャンスを失うことの大きな原因は「死」だ。
この教訓は、会いたいと思っていたけど相手が亡くなって会えなくなってしまった経験から私が学んだ教訓だ。
相手が年配者の場合急いだ方が良いのは言うまでもないが、相手が若かったとしても突然亡くなってしまうことはある。人はいつ死ぬかわからないのである。
とはいうものの、私自身もこの法則を常に遵守できてているわけではない。
この法則を心配しながら先送りになっている師匠はいる。
今は新型コロナウイルスも先送りの原因の一つだ。
収束まで長い時間が掛かりそうなので、もう二度と直接会うことができない師匠もいるのかもしれない。
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