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【セレッソ大阪2024第22節】東京V城福監督から学ぶ退場者を出した時に実践すべき戦術 ~東京V VS セレッソ大阪~

東京ヴェルディは退場者を出して10人になったにも関わらず選手たちに迷いが一切見られず得点を奪い非常に統制のとれたパフォーマンスをしていたように見えました。東京ヴェルディの城福監督が実践した1人退場した際のお手本のような戦術の具体的な内容が知りたいのですが・・・

どうもさかりーにょです。本記事は2024 J1第22節東京ヴェルディ VSセレッソ大阪で前半42分に山田楓喜選手が退場した後に城福監督が仕込んだ「10人戦術」をミクロ分析していきたいと思います!

本記事の信頼性

・年間平均200試合以上を分析しながらオリジナルの「さかりーにょ分析メソッド」開発
・JFA公認指導者ライセンスB級
・CAF(アフリカ大陸サッカー指導者) C級
・JFAフィジカルフィットネスC級
・IFCO公認サッカー戦術アナリストベーシックコース修了
・AEFCA公認マッチアナリストコース修了
・元海外プロサッカー選手&指導者

2024 J1第22節 東京ヴェルディ VS セレッソ大阪

スタメン

スタッツ

東京V退場者を出した前半42分以降の配置

城福式10人になった際の戦術とは?

「スペースを管理する」ことで東京Vは1人少ない数的不利な状況からでも得点を奪い、引き分けで勝ち点1をもぎとることに成功した。

具体的には、守備時には以下のように5-3-1の守備ブロックを形成する。

この5-3-1のブロックの特徴は以下の通りだ。
・最終ラインの背後に極力スペースを作らない
・セレッソ大阪の縦パスを封鎖し、ボールを意図的に外回りに誘導する
・ライン間をコンパクト(10m程度)に保ち相手がボールを受けることができるスペースを消す
・ゴール前に「面」を作りスペースを消す。最終局面ではボールに市場誓身体を張って跳ね返す

一方で、攻撃に転じた際にはその配置を以下のように5-1-3に可変し、前線3枚でロングカウンターを発動する。

この5-1-3の攻撃のロングカウンター発動における特徴は以下の通りだ。

・相手最終ライン背後の広大なスペースを突くことを最優先とする
・最小限の手数でゴールを目指す
・攻撃が遅くなった場合には少しでも高い位置でスローインやコーナーキックを獲得する

さかりーにょEYEs

シーズンの中で必ず1度は訪れる10人での戦い。この際にどのような戦術を実践するべきか?
その答えはまさにこの試合で城福監督が実践した5-3-1・5-1-3戦術に凝縮している。
再現性の高いこの戦術は今後多くのチーム、シーンで採用されるべき術であろう。

東京V VS セレッソ大阪激闘のハイライトはこちらから!

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