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【セレッソ大阪2024第7節】『パーク・ザ・バス』ゲームクロージング分析~アルビレックス新潟VSセレッソ大阪~

セレッソ大阪の試合後監督インタビューで小菊監督が「思い切って、ボールを奪う守備からゴールを守る守備に切り替えた」と語っていましたが具体的にどのようなことなのか知りたいのですが・・・

どうもさかりーにょです。

本記事は2024 J1第7節アルビレックス新潟 VSセレッソ大阪で小菊昭雄監が仕込んだ「逃げ切りゲームプラン」をミクロ分析していきたいと思います!

本記事の信頼性

・年間平均200試合以上を分析しながらオリジナルの「さかりーにょ分析メソッド」開発

・JFA公認指導者ライセンスB級

・CAF(アフリカ大陸サッカー指導者) C級

・JFAフィジカルフィットネスC級

・IFCO公認サッカー戦術アナリストベーシックコース修了

・AEFCA公認マッチアナリストコース修了

・元海外プロサッカー選手&指導者

2024 J1第7節アルビレックス新潟 VS セレッソ大阪

スタメン

スタッツ

『パーク・ザ・バス』ゴールを守る守備戦術とは?

「パーク・ザ・バス戦術」とは、非常に守備的なスタイルの戦術である。

守備ラインを非常に深く設定し、自陣ペナルティエリア周辺に選手を密集させ、相手チームが攻撃を展開しにくい状況を作り出す。

具体的には、ゴール前のスペースを埋めることで相手が侵入するスペースを消すことができると同時に、「面」でゴールを守ることができるようになる。

モウリーニョが愛用する戦術としても知られる。

セレッソ大阪87分からの逃げ切りゲームプランをミクロ分析

セレッソ大阪は後半42分ウルブスからレンタル加入したインドネシア代表のジャスティン・ハブナーを中心に据えた5バックシステムを採用。

以下のようにバスをゴール前に止めるような配置にすることでゴール前からスペースを消し、アルビレックス新潟の攻撃を停滞させることに成功した。

セレッソ大阪パーク・ザ・バス

一方でこの戦術をとる際にはボールをしっかりと収めてラインを上げることができる時間を確保してくれるFWの存在はマストであるが、疲れ切ったレオセアラではその役は難しい。

大型のポストプレーヤーを1人確保することでより逃げ切りの成功確率を上げることは容易になる。

さかりーにょEYEs

観客や中立的なファンにとって魅力的な試合展開を提供しない場合があり、サッカーの魅力的な側面である攻撃的なプレーとスリリングなゴールが少なくなることからしばしば批判されることもあるパーク・ザ・バス戦術。

2023シーズンでは後半35分以降の失点が10点あり、ゲームのクロージングに明らかな課題を抱えていたセレッソ大阪は現実的な戦術を採用することで大きく勝利に確立を上げることができると分析する。

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