仕事における勝利とは

ずいぶん前になりますが
昨年参加したneplusUにおける一コマ。

【マーケティングの勝利とは？】

という質問に対する、ある方の回答が非常にしっくり来たので記事にしたいと思います。

※イベント内では、「マーケティングの」となっていましたが
　これは仕事においては共通することが多いので、記事タイトルは「仕事」
　に置き換えています。

仮に同じ質問をされたとして考えてみてほしいのですが

・目標を達成すること？
・他社を凌駕すること？
・・・
・・・
・・・

などなど考えがありそうなんですが、ここで伝えられた「勝利」とは

【計画通りに物事を進められること】
（ちょっとニュアンスが違ったらスミマセン）

とされていました。

この回答が個人的には非常に興味深く、また妙に納得しました。

仕事においては、”まさか”という予想外は日常茶飯事であり
これは良い方向にも、悪い方向にも発生するもの。

その見立てを読みぬき、外部要因すらもコントロールできた先に
【計画通りに物事が進む】ものかなと。

予想以上の成果を上げるのは当たり前にうれしいことなんですが
計画とギャップがあるということを冷静に振り返ることが重要だし
再現させるためにも必要な思考かなと感じます。

この事前の想定と、実施後のギャップ
を把握し、その原因を考えることで軌道修正が出来るものだし
それをやらずに運用を続けるのは、いわゆる経験と勘でしかない。

センスは先天的なモノではなく、こうした日々の地道な努力でのみ磨かれていくものであって欲しいし、この思考の繰り返しが出来る人が”優秀”と呼ばれる人の共通点ではないかと感じます。

私自身もそうありたいし、今後のビジネス環境においてヒトがやるべき”仕事”になるのかなと。

単純な数字だけのギャップと変化の把握は機械が出来るので
その結果となった要因を読み解く力を磨くことが大事だな。と、思ったエピソードでした。

ではでは。