useless thing(1)
無駄なこととgoogle翻訳に突っ込んだら上記の返事が返ってきた。"useless" 使わないってことか。確かに無駄なことってことはためにならないということのほかに、使わない物ってことだと改めて理解しなおした。
人生無駄なことが多い。振り返るとあんなことしなくてもよかったなと思うことがたくさん思いつく。地道に基礎から勉強しても、応用するためのツールが世の中にそろっているので、そっちの運用法を身に着けることに注力していたほうが、実際よかっただろうと思うことは機械学習エンジニアにはよくあることだろう。理論は好きな人がやって、使う側は実装だけでイイ的な。
かなり偏った例だったかもしれない。もっと広く一般的な例としては、無駄遣いがあげられるだろう。買い物をしていると、別に当初の目的ではなかったが、半額シールという魔法のシールが貼ってあることによって、お得感というものがあるかのように錯覚し、ついつい購入してしまう。ネットのセールなんかもそうだ。セールをやっているというだけで、そのサイトに飛び、適当にサーフィンぐして、なんか安くて、なんか使いそうだからという理由でついついポチってしまう。そういう商品は届いた瞬間が感情の高揚のピークになることが多い。
無駄なものは上げればきりがない。というのも無駄でないことに最短で到達することがほぼ無いに等しいからかもしれないというのが持論である。無駄が好きとか、嫌いとかではなく、無駄を通って初めて目標に到達できるのが世の中の摂理かもしれない。
だから、人はこう言う、「人生に無駄はない」と。
それは真っ赤な嘘である。今挙げたように無駄だらけである。無駄がないなんて神さえも適用外である。
何らかの目標があって、その目標に到達したときに、振り返ってみると、あれが無駄だったこれが無駄だったと色々思いつくはずである。やっている最中はもちろん無駄だと思ってやってはないだろう。反省するときにどうしても相対評価してしまって、あの時やってしまったことは無駄だったとレッテルを張るのである。そして、人生に無駄はない、と言う人々はさらにそのあとで、自分が貼ったレッテルに上書きするのである。成功には必要な過程だったと。
結局は価値観の話なので特にどうこう言うつもりはないが、ここまで無駄を意識して発言してきたのは、一つの提案をしたいからで。
その提案については明日の記事に回そう。
今日の記事が無駄だと思った人は、これが無駄じゃなかったと思ってもらうために、ぜひ明日の記事を読むことをオススメする。
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