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2024冬欧州1人旅行(帰省)記①〜遠回りの末に〜

いざ家へ

12月14日。大学の学期が終わった次の日、私はトランスペナインエクスプレスで南へと向かっていた。

16時半ごろ、列車はリーズに到着。駅前で行われていたクリスマスマーケットを横目に空港行バスに乗り込む。30分ほどで空港着。保安検査受けて夕食にMeal Deal食べて飛行機を待つ。

いつものライアンエアー

1ヶ月ぶりのライアンエアー搭乗になった。

飛行機の情報

FR5041
LBA19:55-23:10BTS
737-800(SP-RSK)

今回も座席指定していないので真ん中。ライアンは座席指定ケチると基本真ん中になる。筆者は6回中4回そうだった。ちなみに窓側が当たったことはない。機内ではスマホを一切開かずひたすら寝ていた。

少し遅れてブラチスラバ空港着。入国審査は一瞬で終わって外へ。出たのはいいのだがここで空港泊をする。何気に制限エリア外で空港泊するのは2時間半だけだった北京を除くと初めてだ。

遠回りをして目的地へ

空港を3時52分に出発するバスで市内へ。空港を出たときは貸切だったが途中から結構な数の乗客が乗ってきた。日曜日のこんな朝早くから仕事なのか。
25分ほどで中央駅着。少し路面電車に乗って時間を潰したのち5時58分発のユーロシティに乗って国境を越える。

空港のバス乗り場は非常にわかりやすい。
朝5時のクリスマスマーケット
タトラ。
ユーロシティ。スロバキア国鉄の客車。早朝にも関わらず乗客は結構いた。

1時間半ほどでチェコのブルノに到着。朝食をとって2時間ほど街ブラとトラム乗車。朝からKFCがっつり食べてしまった...

BRNO
トラム。
やっぱりタトラ。

特に何か観光したわけではないがこれでブルノを離れる。

いざ首都へ

ここからユーロシティ、ただ先ほどまでより豪華な編成で来る1日1往復のハンガリア号だ。少し遅れて到着したのだが、なぜか先頭車にいるはずがない機関車がいる。チェコを含め欧州の鉄道に詳しい橋爪さん曰く、この日はダイヤ改正初日で前日ブダペストに行った機関車の回送を兼ねての運用だったらしい。ラッキー。

この列車はプラハを超えてドイツまで直通なので車内は混雑していた。そのため頃合いを見計らって食堂車へ。ちょうど昼時ということもあり混雑していたが結構待って着席。ポークカツレツとコーラをオーダー。この車両は車内料理なのですごく美味しかった。

時間があまりなかったので爆速で完食

食べ終わるとすぐにプラハ本駅に到着。列車はここで進行方向を変えてベルリン方面に向かうがここで下車。次の列車まで4時間ほどあるのでプチ観光に出かける。

プラハプチ観光

まず思い立ったのが週末のみ営業の公共交通博物館。本駅からはトラムで1回乗り換えで行くのだがよく見るとすぐ近くに旧型車で運行する23系統が通っている。それを使おう。

やってきたのはT2。初めての乗車。
左からT2、T3、T6A5。
帰りはT3の市交通局50周年記念車。放送が一部旧放送になっていた。
Ahoj!
クリスマスマーケットは通りすぎるに限る。

謎の寄り道

あっという間にプラハでの4時間滞在を終え、宿があるウィーンへ向かう。ウィーンへはレールジェットを使えば乗り換えなしで行けるのだがきた道を戻るのはつまらないので南に向かうLinz行きのユーロシティに乗車。終点まで4時間近くかかるので乗り通す人は少ないかと思っていたが結構いた。

本駅で見かけたブリュッセル行きのヨーロピアンスリーパー。乗ってみたい。
今回もまた380型牽引。ダイヤ改正で引退って聞いていたのにどうやら違ったらしい。
座席。6人がけコンパートメント。常に3-4人いるくらい混んでいた。

列車はほぼ定刻(6分遅れ)でLinz Hbfに到着。駅にあるスーパーで夕食を買って(日曜日なのに11時までやってた)レールジェットに乗り換える。

列車は順調に走っていたのだがウィーンの一駅手前、Tullnerfeldからなぜか出発しない。今回の宿は中央駅から離れていて最寄駅は地下鉄なのだが最終列車は0時23分。ウィーン中央駅までは所用時間20分ほど。列車が発車したのは0時1分。オワッタ。その後も少しノロノロ運転をしていたので結局ウィーン中央駅に着いたのは0時27分。地下鉄の最終を逃したのでSバーンでホテルに向かったのだが切符を買っているうちにSバーンを1本逃してしまい、結局ホテルに着いたのは1時すぎ。疲れた...

この日のホテルは安かったIbis Budget。なぜか部屋にベットが二つあったが別に問題はなし。おやすみなさい...

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