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出会って3ヶ月で婚約して、半年で婚約破棄した話。

この1週間は、特に忙しかった。


いや、本当は、「忙しくした」と言う方が正しい。


暇な時間があると、つい"悲しい"気持ちになってしまいそうだった。だから、仕事やその他の用事を積極的に入れて、暇な時間を敢えて作らないようにした。

そうすれば、悲しくならずに済みそうだったから。

そして、その予想のとおり、あっと言う間に1週間は過ぎた。


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ぼくは、去年の12月17日に出会って、今年の3月8日にプロポーズをして婚約し、先週8月31日に破局(婚約破棄)しました。このnoteは、その記録です。
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なぜ、そんなに速く婚約したのか

簡単に言うと、「結婚相談所で出会ったから」だ。

去年の11月、ぼくは今年(2024年)の目標を「結婚すること」に決めた。詳しくは後で書くが、その年の7月に彼女と別れ、そこから、何故だか、日に日に結婚したいという気持ちが高まっていた。
友達が結婚相談所を使って婚活していることを知り、ぼくも結婚相談所に入ることにした。

そこで「この人といたら一生楽しく暮らせそうだな」と思った人に出会って、しばらくして、プロポーズをした。

結婚相談所は、「結婚したい人」が登録するところだから、お互いに気が合えば、結婚に向けて歩みを進めることは、ごく自然なことだった。

なぜ「この人」だったのか

結婚相談所に入った際、不安だったのは、今まで付き合って来た人のように、あるいは今まで付き合って来た人以上に、「一緒にいて楽しい人」と出会えるのか、ということだった。
特に、結婚を「目的」とした人が結婚相談所に多いのであれば、その分、「家柄」や「年収」なんかが重視されて、「一緒にいて楽しいこと」が二の次になる可能性もあるな、と思っていた。

そんな中で出会ったのが、婚約した彼女だった。

何回目かのデートで、ぼくの運転でスキーに行ったのだが、車中の会話がとても楽しかった。
ぼくの話でたくさん笑ってくれた。

実際、結婚相談所を介して10〜15人ぐらいに会ったのだが、
何回会ってもずっと楽しいと思えたのは、彼女だけだった。

もっとたくさんの人に会えば、楽しい人は他にもいたかもしれない。が、他にいるかどうかということはどうでも良く、
相手も結婚したいと思っていて、かつ、一緒にいて楽しい人だったら、もうこれ以上望むことはないと思った。

だから、プロポーズした。

なぜ別れたのか

プロポーズを受けてくれて、1~2ヶ月は、幸せな日々が続いた。
お互いの親に挨拶にいったり、お祭りに行ったり、花火を見に行ったり、買い物に行ったり、何気ない時間を、楽しく過ごしていた。

ただ、いろんなことを一緒に進めていくうちに、喧嘩やすれ違いもたくさん起きた。
でもそれは、まだ会って日が浅いから、仕方ないことだと思っていた。


ただ、時間が経つに連れて、「仕方ない」では済まない感じになってきた。
詳しくは後で書くが、彼女が結婚や、一緒に住むことに「不安」を口にするようになった。彼女の仕事の忙しさも重なって、あまりコミュニケーションの取れない日々が続いていた。

そして、別れは、とてつもなく些細なことがきっかけだった。

ぼくが送ったLINEの文章の一つが、気に障ったらしい。彼女からこんな一文が送られてきた。

「私はあなたに向き合うのに疲れた」

前の彼女との話

出会ってから、同棲まで

去年(2023年)の7月に、当時付き合っていた彼女と別れた。約4年付き合って、同棲もしていた。ただ、同棲する少し前から、セックスレスだった。

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