話し方の考え方を学ぶ
自分はよく同じ話を繰り返しがちで、話が長くなりがちです。
非常にやっかいな話し手かもしれません。
これを改善したいと思って本書をポチりました。
読んでみて、話し方のテンプレを作れば良くて、かつテンプレはこんな感じが望ましいというように書いてあったので早速使いたいと思います。
帯に「結論+根拠+例えばで、相手の右脳と左脳を動かす」と書いてあります。
正直この帯の内容が全てかなと思います。この主張の根拠が本書の中に詰まっている感じです。
特に大きな意外性があるわけではないので、この帯の言葉で理解出来る人はそれでいいのかもしれません。
一方で、会話のフレームワークのような側面も大きな内容なので、では具体的にどうしたらいいのか、のアイデアまでイメージ出来なかった方は是非読んでみてください。
自分は図解があるお陰で、画像データ的な理解をすることが出来て、非常にスッキリしました。
読みながら、何で自分が同じ話を繰り返しがちなのかが少し分かった気がします。
本書の言葉を使うとすると、「根拠をたくさん言って、主張がない」だからでした。
根拠を並べがちで主張を言わない話し方をしているので、「結局主張は何なんだ?何が言いたかったんだ?」という風になります。
根拠の正当性を訴えたいという気持ちが強くなりがちだったんだと思います。
やっかいですね。
WBC前の大谷選手の記者会見が印象的でした。
記者の方の質問に即答する訳ではなく、ちゃんと咀嚼して、言葉を選んでから回答されてました。
記者会見とか、たまに質問に対して回答がずれてることがありますが、大谷選手の場合はそれが一切なく、丁寧にコミュニケーションをとっているなという印象を持ちました。
多分自分に足りないのはこういう姿勢なんだろうと思います。
喋りたがりの自分を少し矯正して、ちゃんと相手とコミュニケーション出来るように話せるように注意していきたいと思います。