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075 日本の自慢?バスだけじゃないトヨタの水素自動車

こんばんわ!山田です♪
突然ですが、パリオリンピックで燃料電池車(FCV)や電気自動車(EV)含め1500台を超える車両をトヨタが提供したことはご存じですか?
この手の記事で物申したい!!というエゴで書いております(笑)
EV推進派の学者がトヨタに対して言いがかりをつけている(個人的感想)記事を見てしまったことがきっかけです。
今回問題になった自動車はトヨタの燃料電池自動車・MIRAI(ミライ)という自動車です。

「トヨタの水素車の宣伝は、実質ゼロとは科学的にそぐわず、2024年大会の評判を傷つける」。そう懸念を表明した公開書簡には、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学、コロラド大学といった名門校の科学者や技術者が署名。「ルート変更のチャンスはまだ残っている。トヨタに対し、大会公式車両をミライからバッテリー電気自動車(BEV)に入れ替えるよう促すことを求める」とした。

パリ五輪の公式車両にトヨタの「ミライ」、学者や技術者が撤回要求 - CNN.co.jp

そもそもFCVとは水素で走る電気自動車です。
詳細は以下の通り

FCVとはFuel Cell Vehicle(燃料電池自動車)の略称です。 燃料電池内で水素と酸素の化学反応によって発電した電気エネルギーで、モーターを回して走る自動車で す。 ガソリン車が、ガソリンスタンドで燃料を補給するように、燃料電池自動車は水素ステーションで燃料となる 水素を補給します。 究極のエコカー・クリーンカー
①走行中のCO2排出ゼロで排出するのは水のみ
②1回3分程度の水素充填で長距離走行(650km以上)が可能
③電気自動車と同様の滑らかな加速・静寂性

https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00379905/3_79905_200077_up_bgh37u7s.pdf
FCVってどんな車?(2024/9/13)
https://toyota.jp/mirai/
トヨタMIRAI 
HP (2024/9/13)

ヨーロッパでは、確かに電気自動車(EV)推進していることは間違いありません。
しかし、下記のグラフと見ていただきたい。
完全に比較することはできないが、トヨタが出したFCVのデータ(2023年)では製造~廃棄までのGHC排出は0.4t-CO2eとなっている。(走行距離10万キロ)
一方、電力中央研究所のEVデータ(2021年)ではCHC排出量は0.45t-CO2e(走行距離不明)となっています。
※GHGはGreenhouse gasの略で、温室効果を引き起こす気体(ガス)のことを指します。

https://earthene.com/media/695
電気自動車は本当にエコ?二酸化炭素排出量はどのくらい?


https://criepi.denken.or.jp/jp/serc/source/pdf/Y21503.pdf
電動車と内燃機関車の製造と走行に伴うGHG排出量評価

(ここからは山田の感想です)
上記のデータは2021年と2023年の乖離や火力発電の発電比率も90%と高めと仮定もあるので完全に比較はできませんが、EVも実際GHGを出しているわけで。。。「トヨタの水素車の宣伝は、実質ゼロとは科学的にそぐわず」というコメントに「???」ですし、トヨタはトヨタのビジョンに向かって返答したうえで対応しています。
トヨタあっぱれ~~!!
ハイブリッド車プリウスの性能に海外メーカーは追いつけないとの話をあったり、なかったりなのでEVを推したい人たちにとってトヨタは邪魔なのかな~とも思ったり。。。
それだけFCVの性能もいいってことですよね!

え~、愚痴にお付き合いいただきありがとうございました。
日本の技術は素晴らしいと伝わればうれしいです!
以前、燃料電池バスについての記事もあるので見てくださいね~
ではまた!



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