【コラム】麻雀の基礎。偶然の麻雀っていいのかなと?
1.まお君の麻雀は偶然の麻雀と地元ベテランプロから言われて。
まお君とは僕のことなのだが確かにいわれてみれば偶然要素を作り出して、場状況をつくってみたり、自分のスタイルを確立すべく麻雀の手牌から字牌を残してみたりする傾向がある。
天鳳の牌譜↑
2,たしかに字牌は残してある。
これはサックリというと、自分のためです。麻雀の何切るの要素をシンプルにまとめて、次に打つものを指標化するというやり方です。
たとえば序盤に
13488m457p699s白東北で東風南家とあったら、
1m→北→99s→白→東→88m→7pといった具合でしょうか?
こうすると、牌の何切るとか次のツモ想定の動きがわかりやすいかなと思います。
例のだと
打1m 3488m457p699s白東北
↓ツモ 白
打北 3488m457p699s白白東
↑ツモ 8p
打東 3488m4578p699s白白
↓ツモ 6p
打相手の動向や河による 3488m45678p699s白白
3.現代麻雀の折り合い-リーチ速度から現代麻雀を舐める-
なぜ舐めるという言葉を使うのかというと、似た言葉に「かじる」という言葉がある。しかしこれは入門という意味で口に割るのであって、僕は入門してかれこれ8年は立っているため舐めると表現する。
なめるは相手の行動を(大体を)つかんで、行動をリストアップ。
そこからゴール地点を例で言ったらあがりを考えてみて、待ち牌を予測するというもの。
それには大体のテクニックがあって、軽くリスト化
①鳴きの基本の捨てる形
②リーチ入門
③鳴き手の読みと危険ライン
以下続く
①まずは鳴きの基本の134,334,2334,24445などの把握が必要。
これは前々にも書いてあるテキストに貼ってあるのでここにも一応張ります。
麻雀は数の組み合わせのため他の人と作った例がかぶることもありますが、著作権的に麻雀は百年以上たっているゲームなので(リーチとか赤とかあるけども)著作権的にはもうないといわれています。
あるのはプロの対局の牌譜くらいですが、残念ながら法的な根拠はなく、牌譜作成の公開場所ルールに従うのが基本となっています。
小さいこと。昔に牌譜の権利を調べたのですが、
2011年ごろは対局者が一名でも公開してよいとなると著作権的に大丈夫となっていましたが今はルールが代わってしまっています。
雀龍門、東風荘などもうなくなったサイトなどありますがいろいろ制限があったんでしょう。
②リーチ入門
まっすぐを知りなさい。
これは麻雀を趣味としているひとには必須のことです。
たとえば
2345677m789p2234s
何切ってリーチしますか?
一歩前
235677m7789p2234s
これの少し前
235677m57789p223s
これなら何切りますか?
これは一例ですが、
河
東白南5p7p2mリーチ
これの河を読んでみましょうか?
まずは字牌処理の3順までの東白南は無視で
そのあとの4巡目の5pを切ったあたりで、河から竹がないことに気づくはずです。周りに手牌の進行も気にして、考えてみましょう。
想定手は
235677m57789p223s(上家)
から考えて、
河をリストアップ。
東家親 1p白9m2s
上家南家 東白南5p
自分????
下家北家 東1p2p
これならどうかと。
親は1pの後に字牌の白打ち。
多分字牌が重ならなかったのでしょう。
上家は先の例の通り。この場合一番注意するのは他家のそめのためです。
まず初手に字牌を切っているとリーチ込みでの動きが強い。メンタンピンのためです。そうすると染はなく面前の(まんまですが)リーチという正攻法になります。
たいして下家の
「下家北家 東1p2p」
は染のようにも見えるし、または12pを落として面前に切り替えたのかなどと考える。
これらのことを無意識にできるのと、集中してやらないといけないのとでは違いがあります。
③鳴き手の読みと危険ライン
鳴き手のデータは出ていますが、鳴いてテンパイのデータのものしか知りません。
平均打点も平均としてありますが、個人によって違うので言い方は悪いですが場所ものとして扱っています。
それは、発生源がないと麻雀は加点されないというルールから。
当てないと点数が得られないゲームのためです。
データは三つ張っておきます。
①麻雀研究者西さん(nisi5028様)の巡目と副露と手出しの表https://www.pixiv.net/artworks/81551370
②麻雀研究者西さん(nisi5028様)の巡目と副露と手出しの表②
https://www.pixiv.net/artworks/81551908
➂麻雀研究者西さん(nisi5028様)の巡目と副露と手出しの表➂
https://www.pixiv.net/artworks/81551944
※注意。このデータは有償のものをまおあるふぁ(maoalpha)が麻雀研究者の西さん(TwitterID@nisi5028 様)よりデータの利用料を買い取ったものを公開しています。
著作権は西さんにあります。許可なくデータは他サイトに貼り付け、コピーなどはしないでください。
1鳴き聴牌の確率
データは揃った。1鳴きのものと2鳴き、3鳴きのもの。
まずは1鳴きのものを見る。
色は白が0〜4%、薄い赤が5〜9%、その次に薄い濃い赤は10〜14%、やや濃い赤いものは15〜19%、濃い赤は20〜29%を表している。
まず思うのが白の0〜4%の値は、手出し0の2〜4巡に集中しており、まずこの辺りで1鳴きのものは確率として薄い。
同じく、その次から濃い赤は4〜6順に集中。値は5〜9%と確率としても薄い。しかし、10〜19%(2番目3番目に薄い赤のもの)だか、ここまでなると実践的になり、10〜19%はロンされてもおかしくない実践的な値だと思うが、各解説をする。
※(レアケースだと思うが)手出し無し9順目〜13順目に集中しているのものは6巡目から18巡目まで含めて、約2%から3%の毎回当たり率が上昇している。
途中から手出しが入ることがあるため、かなり配牌に恵まれてのもののため、1手出しや2手出しのものと比べても、手出しなしものは確率が低くなっている。
1手出しのものは、順目追うと0〜9%のものが5順目まで、10〜19%のものは6順目〜7順目までと狭い。
ただし、8順目〜11順目までの20〜29%のものは、手出し牌が0のものと比べて聴牌確率は上がる。
手出し0の14〜17巡目の聴牌率と同じくらいの値がここに当たるため、手出しが一つでもあり1鳴きのものは通常の打ち手のあがり率が24%の通りのため、その値の境目の8順目や9順目からは注意が必要となる値になる。
次いで、2鳴きケース0〜9%は1から3順。
10〜19%は5順〜6順。 20〜29%は7順〜8順目。
30〜39%は9〜12順目。 41%〜は13順目から。
1手出しの場合の8順目と比べて
2手出しは7順目から8巡目が、もう危険な値になっている。そこから9順目〜11順目で30%越え、12順目から40%越えとなっている。
また2手出しのものは、3巡目から8巡目まで、1副露してから毎順5%ずつ聴牌確率がアップしているのを教えてくれたのは某生主様。
3手出しの場合は、1鳴きのテンパイは5巡目から15%を超えるので注意と言いたいが、そこまで速いテンパイは手出しと関係を把握しやすい。
あくまでも確率とだけあるので人読みやブラフなどもあるが、この表を基本にしておくといいかもしれない、くらいに受け取ってもらえると助かります。
2020年5月16日 まおあるふぁ(maoalpha)
から作者まお(私) の許可を得て作成と引用。
【コラム】偶然の麻雀っていいのかなと?
うーん。吐き気したから。今日はパスで( ´∀` ;)