瞬間➇ブロック打法から読む序盤の裁きと、現代麻雀技術論から読む、序盤の裁き

私、まちおが命名した瞬間➇ブロック打法というものをニコニコブロマガににて提案した。

URL

https://ch.nicovideo.jp/jansou_yusurago/blomaga/ar1366269

自分が役牌を単独で二種類三種類持っていて、染に行けずに、また面子手に遠いときに狙う打法のこと。

わかりずらいがズームアップ。

2667m1249p23s257z2p

私はここから打1pを選択。

まず667mで面子候補に見え、さらに面子手変化の期待の高い37s追記で1224p形。

染にも対応するように9p残しとなる。

シャンテンで言ったら七対子以外5シャンテン、七対子4シャンテンとなると役牌の重なりは欲しい。くず手だからもあるし、役牌は序盤のリーチの安全牌と八順ほどまでの重なりも、9巡目以降は①シャンテン時の安牌候補になる。という私なりの感覚。

何切るなら打1p

ブロックで見ると

2m 667m 224p 9p 23s 南 白 中

と⑨ブロック形になる。34sと考えれば➇ブロックになるため、指導もしやすい。


染にも役牌のみ千点にも対応する形になる。

(9pは染2mはブロックの数えやすさ優先の理解でお願いします。)


次も教えにくい形

13679m1p1124s467z9p

マンズは一通変化もあるから切れない、4sはメンツ変化の候補が多い、1p9pは字牌よりも28のくっつきと端牌の安全度、発中は重なり期待で、

結果ここは北切りに落ち着いた。

(一応自信はない。)


引用 勝つための現代麻雀技術論 から引用------------------------------------

著者ネマタ 初版2014年4月24日 ISBM987-8003-0310-3

ページ94

・ターツ同士の細かい比較

ターツオーバー形からターツを落とす場合、講座14、16で取り上げたように、近くに別のターツがあるターツは変化の面でやや弱くなります。そのようなターツの中ではターツの距離が近い物、距離が同じであればリャンメンターツより愚形ターツが近くにある方を先に切ります。


たとえば、2467とあればツモ5でもリャンメン変化しないので2479の24よりも先に切ります。また2479は、24を落としたあとにツモ5でリャンメン変化を逃がしても579のリャンカンができるので2478より先に切ります。2478はツモ5でリャンメン変化したときに二度受けが残るので、通常はカンチャンよりも先に切ります。


牌1

牌2

牌姿は書籍版勝つための現代麻雀技術論を購入してご覧ください。

24>2478>2479>2456

2468のような四枚からなるターツについては、講座14(4枚からなるターツの扱い)で取り上げたように、2シャンテンよりアガリに遠い段階では通常のカンチャンより残すことになります。


あくまで変化どうしの微妙な比較なので、待ちの強さや打点が上がる変化に差がある場合はそちらを優先します(【手作り法則1 変化より受けを優先】、【手作り法則4 変化どうしは強い変化優先】)。

 単独ターツでの比較では、カンチャンやペンチャン>3つ目以降のトイツでしたが、トイツが3つあるということはチートイツ3シャンテンでもあります。3シャンテンの段階でチートイツを見切ってもメンツ手のアガリ率はそれほど上がりません。なので、3トイツでも他の愚形ターツより残します。他にも2枚以上使っている牌がありチートイツ2シャンテンであれば、講座13で取り上げたように、メンツ手への変化への変化よりチートイツの受けを優先します(待ちになったときにアガりやすい牌や場の切れ具合から山に残っている可能性が高い牌を残す)。


・ターツと浮き牌の比較

 ターツオーバーの場合は講座14で取り上げたように、打点のみの浮き牌は講座8の強浮き牌ほどではなくても優先的に残します。ターツ十分形の場合でも、愚形ターツが良形ターツに変化した場合に良形が確定する手や、他の手役のメンツ候補が足りる手でなければ、孤立役牌程度の絡みの浮き牌でも残します。

牌4

牌5

役牌の重なりからホンイツ、トイトイ、チャンタなどの組み合わせで鳴いても高打点が狙える場合は、さらに孤立役牌の価値が上がります。具体的な判断基準については、(鳴きを考慮した手作り その2)の項目で取り上げます。

・浮き牌どうしの細かい比較(略)

ページ96

書籍版勝つための現代麻雀を購入してご覧ください。

・字牌どうし、字牌と数牌の比較

字牌どうしなら、価値の高い順番は以下の通りです。役牌どうしは鳴かれたときの価値が大きい方から先に切ります。

自風牌>三元牌>自風牌でない場風牌>客風牌

字牌と数牌の比較なら、19牌からは良形ターツができないに対し、役牌は重ねれば仕掛けもきくので実質的に良形ターツになります。なので、アガリに近い段階の受け入れ優先の観点で、以下の順に残すのが基本です。

28牌>役牌>19牌>客風牌

ただし、字牌の価値は手牌の他の形によって大きく変わります。他家のテンパイが入った場合にも字牌の方が安全になりやすいという性質かあります。

無題1117

無題117-02

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~引用「勝つための現代麻雀」


これらから基礎形がなりますが、それ以上になりますともう書籍化がなっていました。念を入れて改修したものを専門の方にお渡しするので少々お待ちください。来年の1月10日から数日後の近いうちに公開できたらなと、職場で自主作成してみます。


まちお