若さなのか
ただ単純に課題を解決するシステム構築は簡単だ。
こう言うと奢った人間に見えるが、実際には構築した後の運用のあり方やオペレーション負荷だったり、他システムとのデータの関係性や整合性を考えて構築しないといけない。そこまで考えず、特定の問題を解決するだけのシステム構築は簡単だ。
これをやるやらないは企業の事業方針とかに依るが、条件によってはやらないのも正解だ。
例えば同じような業務をやってるが売り上げが少ない部門Aと売り上げが多い部門Bがあり、AがいずれBに再編されそうな気配があるなら、金や人のリソース使うだけ無駄だし、やらないのが正しい。むしろBのシステムがあるなら、予め相乗りしておく方が良い。
事業側の判断もそうだが、システム構築をどれ使ってやりましょか?みたいな話をする前に、最終的な全体像が見えてるのかも大事だ。特にシステムコンサルなんて役割の人間なら尚更。日本人は本当にコンサルが好きだけど、私は全くもって逆で、心底嫌いだ。
5年前から思ってるが、システムコンサルに全体像を考えられるまともな人間が居ない。その割に金だけべらぼうに高い。社内システム部門がある会社なら、まずそんなものに頼ってはいけない。それなら社内システム部門と向き合いの業務部門の社員にもっと給与を払ってでもやってもらった方が安上がりだし、社員のノウハウとして蓄積されるので、会社としての成長も見込める。
日本のコンサルも大概酷いが、名前だけで有り難がって頼ることが多い海外に本社あるコンサルなんてもっと酷い。
たいがい名前が知れてる特定製品のパートナーにもなってるから、推しのクソ高いシステムの提案しかしない。見栄えのいい小綺麗なパワポ作って、こっちが金出して作成依頼した成果物まで手前らのものにしようとする始末(関わってないので噂話)。挙げ句その成果物が納期内に全て出来上がってない、出来上がってるものもまともに動かねえとか、ふざけてんのか?もしかしたら、向き合いの社員側にも問題はあったんだろう。まあ知らんけど。
転職活動してると、有名コンサルからコンサルいかがですか?^^みたいなのが来るが、ことごとくお断りしてる。しかも説明会に参加しませんかとか、就職活動と間違えてんのかふざけてんのかどっちだ?「新卒じゃとても入れなかった憧れのコンサルになりませんか」感丸出しで反吐が出るね。こちとら憧れちゃいねぇ、むしろ言葉選ばないなら卑下してんだ。おとといきやがれ。
俺はまかり間違ってもこいつらみてぇな人間になりたくない、金儲けのために手前の信念や魂まで売るつもりは毛頭ない。
(読み返すと20代前半見たいな青臭いこと書いてるなあ…。)