希死
生きる事と死ぬ事、揺り籠から墓場まで君と一緒になんてきっと何の意味も持たない。
現に僕は君の揺籠が落ちる事を望んでいたし、子供であるが故に稚拙で残酷にも君の殺害を試みた。
その全てのツケを払うなどと馬鹿げた妄想と澱のように溜まり続ける思考が僕には窮屈でならない。
しかし、君は理解者なのだ。この上なく。
夜、丑三つ時。安定剤として出された薬を飲む。
左脳の停止を感じる。この上ない極上の一時を味わいながら。
この文はきっと散文で読みにくいのだろう。
混濁した意識の中、考える、考える。最善とは何か
僕の愛は多方面に向いている。
しかし生み出すことが出来ても行動に移せないのである。
話は変わるが、僕は昨今の飽和しきった個人勢Vtuberなどと言う下卑た枠に嵌ることは大変に遺憾である。現状底辺であればV界隈の中で視聴者の取り合いをしているだけだ。話題性がなければ初期ブーストもかかりはしない。
しかし実際そうなのだ。どうしようもなく僕は個人勢Vtuberなのだ。
憧れの彼女が言っていた。これはロリータでは無いはずなのにインスタに「#ロリータ #原宿系ファッション 」と書かねば、誰も自分を見てくれない事実を嘆いていた。
左脳の停止を感じる。過去、未来を直視できずに今を直視している。
僕はきっと幸せだ。貧乏癖のお陰で金はたまる。親に金を無心できるほどの裕福さを持ち合わせている。きっと幸せだ。今日よりも明日が幸せだ。
いつか、絵を描にながら教師になり、無難な生活を送り、無難な人と結婚ができる。
ああ、でも、きっと。
僕の賞味期限は近い。