2016春 伊豆半島ジオ旅行 3日目
2泊3日の伊豆半島旅行もあっという間に最終日。 本日のルートはこちら⇓。
一泊した旅館「濤亭」の目の前は入田浜。ガイドマップには穴場と紹介されていました。写真がいまいちですが、透明度抜群、夏は沖縄にも負けないビーチだそうです。
さてジオ旅行も最終日、まず向かったのは柿崎弁天島です。何とココ、斜交層理がきれいに見えることに加え、彼の吉田松陰が密航するために舟を漕ぎ出した場所ということで感動が2倍に。しばし感慨に浸りました。
かわいい黒船も来航しました。
さて、お次は恵比寿島へ。
案内板。地層の説明は英語の方がはっきりしていてわかり易い気がするのはなぜだ?
まずは下の道を反時計回りにぐるっと一周。
いきなり面白い露頭。コンクリートで固めている!?わけないですよね。面白いなぁー。
すると今度は全く違った層が現れました。
これが案内にも載っていた、火山灰と軽石が積もってできた岩ですね。縞模様がきれいです。
あっという間に島の半分まで来ました。千畳敷は藻がいっぱい。
すると今度は大小の岩がたくさん。水底土石流だそうです。ボルダリングできそう。
恵比須島は水の透明度がとても高いです。夏はシュノーケリングなどで賑わうというのもわかりますね。
あっという間に一周してしまったので、島の上の方のルートも歩きました。少し南国っぽいかな。
今回の旅行では行く先々で可憐なスミレが咲いていました。春ですね。
さぁ、お次は爪木崎です。
爪木崎の目的は柱状節理。いきなり現れました。
柱状節理と海。素晴らしい景色だ―。
景色も抜群。伊豆の海は本当に透明度が高いですね~。
さて、今回の旅行の締めくくりは、爪木崎からすぐ近くのタカンバ海岸です。漢字だと「高場」のようです。 海底火山の痕跡が残るこの海岸は、地下で起こった熱水の活動により赤みを帯び、岩の亀裂などには沸石などの様々な鉱物が生じています(採取はできません)。 海岸に続く道の草花が海風に揺れていました。あぁ、この景色どこかで、、と思ったら数年前に行った礼文島のハイキングでした。気持ちの良い場所です。
確かに、爪木崎とは違って、赤みを帯びた岩石が現れました。
初日は雨でどうなるかと思いましたが、大満足の小旅行となりました。
帰りはスパービュー踊り子号で帰りました。東京まで乗り換えなしで楽ちんでした。