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「水とコーヒーの溶解度、その1」

まだ「コーヒーの旅」の方もその4で止まってますが、今日は今研究中の、水とコーヒーとの関係について.
お話ししたいと思います。

「日本の名水」を使い
山式水出しコーヒーを開発中ですが、
水を調べていくうちに気になった点をいくつか…。

水については、
●水の味
●硬度
●pH値(アルカリ性、中性、酸性)
●成分が一定していないであろう
天然水の水質調べ。

●最後にそれぞれの水質とコーヒー抽出の関連性。

はじめはコーヒーが主で水が副のような考えでしたが、
「水」を調べていくと面白くて笑…。


今日は水の硬度について。

コーヒーやお茶は「軟水」が良いとされています。

世界的にみると日本の山々に流れる雨水は「軟水」。

なぜ、日本は軟水が多いのか?

それは小さな島国だから。

ヨーロッパの山々にも名水がありますが、比較的高い山々の地下で長い期間とどまっているものを取水されています。

ヨーロッパの山々の鉱山が染み出す
地質と地形が、
日本と質の違う水を生み出しているそうです。

バリちゃんは今まで、

①茨城県筑波山麓の名水
硬度未チェック
②神奈川県秦野市の秦野の名水
5ヶ所の井戸水、硬度80〜110mg/ℓ
③埼玉県秩父風布川・日本水
日本水取水場、硬度105mg/ℓ
④千葉県君津市の久留里の名水
町内取水場、硬度112mg/ℓ

各県(たまたま被らなくてびつくり)の水の調査とともに
現地で水出しコーヒーを作る実験を行ってきましたが、

この4ヶ所の日本でも有数の名水、
大体が「中軟水」と言われる
硬度80mg/ℓ〜112mg/ℓのものでした。

WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0~60mg/ℓ未満を「軟水」60~120mg/ℓ未満を「中軟水」
120~180mg/ℓ未満を「硬水」180mg/ℓ以上を「非常な硬水」

と分けられています。

○mg/ℓとは一体なにの数値なのか?

それは水内のマグネシウムとカルシウムの成分量です。多く含まれるのが、より硬水になるという形です。

話を戻しますが、
ミネラル分であるマグネシウムとカルシウムがたくさん含まれれば、
水に溶け出すコーヒーや紅茶はその容量分溶けにくいって事です。


ありゃ、今日も長くなりました…
「水とコーヒーの溶解度」ついても、その2に移ります。


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