コーヒードリップの基本と概念(その2)
前回からの続きです。
ドリッパーの形状ですが、
スプレンダーコーヒーで使用しているのは「ハリオ社のV60」です。
写真の型です。
V60(ブイシックスティー)という名称は、ドリッパーの斜角が60°であるということでハリオ社が考える「1番適切な湯の流れゆく角度」だそうです。
溝がらせん状である事、溝の数、などもお湯の流れをコントロールする為にあります。
そして穴。
その1で説明しました、世界4大ドリッパーのうち、1番サイズが大きな穴になります。
ここで、あらためてコーヒー抽出においてのドリッパーの役割について説明しますと、
コーヒー粉にお湯を入れて、
●早く落としたいか、遅く落としたいか、をサポートする器具。
です。
つまり、
濃度が強いコーヒーが好きな方は
なるべく穴が小さいドリッパー。
濃度が優しめなコーヒーが好きな方は、なるべく穴が大きなドリッパー。
を選ぶとよいです。
コーヒーといっても、今は深煎りの濃厚で液体の色も濃く、舌触りもオイリーなガツンとしたデミタスコーヒーから、最近のフルーティな酸味を主体としスッキリとしたコーヒーとさまざまで、人の好みもさまざま。
もし、ドリッパーを選ぶとしたら、
まずいくつか、焙煎度合いの違うコーヒーを飲んでみて自分好みを見つける事をおススメします。
濃いコーヒー
メリタ
↓
カリタ
↓
コーノ
↓
ハリオ
スッキリとしたコーヒー
↑↑↑
こんな感じです。
つづく。