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和尚のつぶやき #237(意味を問い過ぎない)

意味があるのかないのか
どんな意味があるのか
意味が分からない
何かと意味を問う場面は多いです
生きる意味とは
働く意味とは
私たちの前に問いは無数にあります
意味を問う時
正解を教えてほしいという
気持ちがあります
しかし実際は正解というよりも
答える人の考える意味であったり
正解でしかありません

親に聞こうが先生に聞こうが
答える人の価値観や人生観に
基づく答えでしかありません
要は自分で自分なりの答えを
見つけていくしか方法は
ありません逆に言えば
子どもや他人に人生のアドバイス
というのはあまり役に立ちません
具体的なスキルややり方は
教える意味があるでしょうが
意味を考えたりその道の精神を
求めたりするのは
自分で考え探すしかありません

自分で考え求めていくと
あまり意味を問い過ぎて
考えてばかりいるよりも
実際にやってみたり
動いてみたり
流れに任せて進んでみたりと
静より動の中に
光が見えてくることも
多いのではないかと思います
人生は試行錯誤の繰り返しです
それが醍醐味であり
楽しみにも苦しみにも
それなりの味わいがあります

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