和尚のつぶやき #365(一人に届ける)
商品でも話でも
たくさんの人に届けることは
大切なことですが
たくさんが一塊になり
数字だけを追いかけてしまうと
知らない間に
届ける中身が変わっていき
一人ひとりの心に届かなくなり
人が離れていきます
安さと軽さと流行りで
数字を追いかけると
一時的な盛り上がりはありますが
長期的な継続は難しくなります
もちろん、短期的な目線や
数字を追うことも大切ですが
どんなに多くの人であっても
受け取るのは一人であって
一人ひとりの元に届きます
商品でも話でも書き物でも同じです
決して、人の塊ではありません
1万人に届くのも
一人ひとりに届いてこそです
特にSNSのように
実態が見えにくいものは
余計に数字が独り歩きします
多くの人に話をしたり
メッセージを送ったりした時
自分は一人でも
受け取る側が一人であることを
つい忘れてしまします
受け取る側には拒否権があります
聞きたくない
受け取りたくないことも
よくあることだと思います
買い物であっても
本当に欲しいと言うより
安いから手軽だからという
こともあると思います
noteでも同じで
たくさんの発信者の投稿を
たくさんの人が読まれます
いくら多くの方が読まれても
読むのは一人ひとりであること
届き先は一人であること
大切なひとりに届くように
願いを込めて書きたいと思います
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