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チョコモナカジャンボは寿司である(悪口部分有料)

アイスはチョコモナカジャンボが好きだ。
突然だが、チョコモナカジャンボは寿司である。
お手元にチョコモナカジャンボがない方は想像していただきたいのだが、
まず一口噛むと、柔らかいモナカ生地と柔らかいバニラアイスがきて、
そして硬い板チョコのパキッ!がくる。
寿司業界では一般的に硬さの異なるものが同時に口に入る時、それは美味しくないとされている。
例として、つぶ貝は硬い。
だから寿司ネタのつぶ貝は工夫されている。
まず硬いつぶ貝を薄く切り、
次に沢山刃打ちをする。
そうやって歯切れをよくしたうえで柔らかいシャリと合わせている。
だからたとえ硬さの異なるつぶ貝とシャリであっても、
飲み込む段階ではつぶ貝の硬さは気にならず、
おいしく食べられる。
チョコモナカジャンボの板チョコは厚みがほど良く調整されていて、
モナカ生地を噛み砕いて飲み込む段階では、
もう口内の熱で柔らかくなっており、
違和感なく美味しく飲み込める。
これはまさにつぶ貝の寿司と同じだ。
以上によりチョコモナカジャンボは寿司であるといえる。
ちなみにバニラモナカジャンボは寿司ではない
例えるならシャリ玉だけを延々食べ続けているに等しい。それは寿司とは言えない。
一口食べて「つまらぬものを食ってしまった」の念が去来する、それがバニラモナカジャンボ。チョコモナカジャンボとは似て非なるもの。
薄い板チョコが内部にあるかないかで大違いなのである。

ポテトチップスはプリングルスサワークリームオニオンが寿司だ。
口に入れるとネギ系のフレーバーに酸味、塩味、甘味が同時にやってくる。
これはネギトロ巻と同じ構成だ。
ネギトロ巻も口に入れるとネギ系のフレーバーに酸味、塩味、甘味が同時にやってくる。
よってプリングルスサワークリームオニオンも寿司である。
ちなみにプリングルスに似た安価なポテトチップス、Jackerは寿司ではない。
味が薄く、まるで砂を噛んでいるよう。

コンビニおにぎりはツナマヨが寿司だ。
見た目がほとんど寿司だし、
味はツナマヨ軍艦そのものだ。
だがセブンイレブンのみらいデリツナマヨネーズは寿司ではない
みらいデリとかいういかにも得体の知れない疑似肉感が食欲をそそらない。
舌触りがゴミで、食感が肉でない上に、味もしっかり不味い。
動物の肉の味を覚えてしまった現代人をだますことは到底できないだろう。
要するにサステナブルな社会を実現するためには、
未来の子供たちには肉の味を覚えさせてはいけないということだ。

カフェオレはクラフトボスの甘くないイタリアーノが寿司だ。
かつて寿司はアメリカでは健康食とみなされてきた。
しかし寿司はシャリにビビるぐらい砂糖が入っていて、
全然健康食ではなかったのだ。
甘くないイタリアーノも成分表示を見ると甘くない癖に割と砂糖が入っている
騙しやがって。でもおいしいから好き。
よって甘くないイタリアーノも寿司である。

ミスドはDポップが寿司だ。
一口サイズの6種類のドーナツがパッケージされている。
寿司折も一口サイズの6種類がパッケージされていることが多い。
だからDポップも寿司である。
ちなみに持ち帰り寿司専門のちよだ鮨は寿司ではない。
寿司は職人による芸術作品の一面を持つが、
ちよだ鮨の寿司には職人の心など全くこもっていない。

サイゼリアは水牛モッツァレラピザが寿司である。
水牛モッツァレラピザは提供されてから数十秒間は感動するほどおいしい。だがその後すぐかたくなり、おいしくなくなる。
水牛モッツァレラピザはさっさと食べなくてはならない。
一方握り鮨も提供されてからすぐ食べなくてはならない。
水牛モッツァレラピザも寿司である。

悪口

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