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まだ耐えられる?リスク許容度を知る!
先日も執筆させて頂いた書籍【お金の大学』にてまたまた気になる文言があります。
リスク許容度という言葉です。
どこまでのリスクを許容できるのかを知る事は、お金だけでなく生きていく上で意外と約に立ちそうです。
参考文献 お金の大学
著者 両@リベ大学長
1.リスク許容度を知る
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エジソンや多くの偉人の名言のように失敗を成功と捉えた上で、沢山の失敗をする為にはリスクを取る必要があります。
なぜならば、大学の研究室の博士や教授のように、研究に明け暮れて何度失敗しても給与が出ればよいですが 、普通はそうはいきません。私生活の買い物、投資、人間関係、ギャンブル、趣味やボランティア等、何を取ってもある程度のリスクは付き物です。
簡単な話、車の運転で例えると、いくら便利で時短で、快適であっても事故を起こすリスクがあるのです。
しかし、そんな事を行っていたのでは物事が前に進みません。従ってリスクを無視は出来ませんが、許容度を知る必要があります。
なぜならば、実際に災難にあった時に耐久性がなければお先真っ暗です。それと知っておけばそれだけで、ここまでは失敗してはいけないと、根拠のある本当の意味でのリスク回避にも繋がります。
2.リスク許容度の要素
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ところで、リスク許容度をどの様な要素で構成されていくのでしょうか。
【お金の大学】では以下6つのリスク許容度に関する要素を上げております。
①年齢(若ければ若い程、リスク許容度は高い)
②家族構成(子供がいない方がリスク許容度が高い)
③職業、収入(安定していて、収入が高い程リスク許容度が高い)
④保有資産額(資産が多ければ多い程、リスク許容度が高い)
⑤投資経験(投資経験が長ければ長けるほど、リスク許容度が高い)
⑥本人の性格
ここで私が思った事は投資だけではなく、何事へのリスクに関しても同じなのではないかと言う事です。
基本的にはすぐにはどうにもならないものばかりのように感じます。そして、⑤の投資経験に関してはそっくりそのまま○○経験に置き換えると良いです。
従って大事な事は何を行うにしてもリスクを考慮する上で、上記をどれだけ見つめているかと言う事です。見つめている事により、どれだけ自分が実際、リスクを許容出来るかがわかります。
3.リスク回避の為にも
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リスク回避は必要ですが、実際その災難に見合われた時、自身にどれだけ耐久性があるのかを知っておく事は有意義だと思います。
優先度的にもリスク回避が先ですが、そのリスク回避をする為にもどこまで災難が起きた時に耐えられるかを知っておく事によりリスク回避の範囲も決まります。
自身の年齢、家族構成、職業、収入、保有資産額、投資経験、性格を把握して自分のリスク許容度を抑えておきたいですね。
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