映画2019年
と言うわけで年明けの酒の肴に今年も。
(19年公開作品で劇場で観たもののみ。)
1.US
安穏と暮らす「私たち」、迫り来る「私たち」。どちらが私たちなのか。USだけなく私たちの物語でもある「US」。歴史的な傑作。フェティッシュな映像的美しさ、抜けたギャグも最高。予告編なども含めて極力何も情報を入れずに観て!
2.旅のおわり世界のはじまり
階段を下がったり、道路を横切るだけで不穏さを表現できるって凄い、凄いと終始痺れっぱなし。ウズベキスタンのご当地観光ムービー(サマルカンド!)という体を取りながら、いい意味で力まず作っててこんなに面白いんだから黒沢清ってやっぱり恐ろしい。んで、前田敦子ってやっぱすげぇ。
3. Spider-Man: Far From Home
某「新聞記者」を描いたw邦画なんてありましたが、あれよか遥かに高いを批評性持ちつつ娯楽性を両立させた傑作。
4. Spider-Man: Into the Spider-Verse
https://www.youtube.com/watch?v=tg52up16eq0
こんな映像、これ以外で観たことある?いや、(絶対に)無いでしょ。天気が晴れたかどうかでワーワー騒いでる映画(未見・想像)より遥かに冒険してるでしょw知らんけど。B-BOYマナーも最高。しかしスパイダーマン2作公開されて2作とも凄いってw(因みに本作の前日譚的な立ち位置でリリースされたPS4のゲームMarvel's Spider-Manも激烈最高でした)
5.惡の華
嗚呼、井口監督!思春期て「世界」との距離感を揺るがす人に出逢って人生狂わされがち、、、。オトナになってから出逢ってよかった。中学時代とかに観てたら死んでたかも。という感じでした。
ワーストは…、ま、いいか。。
来年はもうポンジュノ+ソンガンホの新作でキマり?と言うか早く観たすぎる...。