トチバニンジンとフシグロセンノウ
林の中には、町では見かけない珍しい植物が生育している。 雨上がり、窓から林の方に目をやると、鬱蒼としている林内に一際目立って真っ赤な実と朱色の花が咲いている。 トチバニンジンとフシグロセンノウだ
この季節、木漏れ日が良く当たる場所には山ギボウシやキンミズヒキが紫や金色の花をあちこちに沢山咲かせてくれる。
それとは対照的に、あまり日の当たらない林の奥。トチバニンジンやフシグロセンノウがひっそりと咲いているが、真っ赤な実や一目を惹く朱色の花はとても目立つ。
トチバニンジンは薬草でもある。 様々な本によると、高麗人参の類似のオタネニンジンよりも薬効が強いと書いてある。根を利用するようだ。販売されているのをみると、太い根は驚くほど高い。 それほど、貴重な植物なのだろうか。
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