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お店の雰囲気をつくるものは、なんだろう?

みなさんが普段、外で食べるときによく使っているお店はどんなところですか?きっと、料理がおいしい、接客がいいなどいろいろとポイントがあると思うのですが、雰囲気がいいお店なのではないでしょうか?

ぼくもラム肉専門店をやっているので、お客さまと話したりします。どうやら、味、店舗デザイン、接客を求めて、来ているわけではないみたいです。それでは、なにをみているのか。お店の雰囲気を見ているんだそうです。

店の雰囲気をつくるもの。それは、人と人の関係性なのではないかと考えています。
お客さまとお店の人との関係性。着かず離れずのちょうどいい距離感を保っているサービスになっているのか。「またこの人に会いたい!」と思えるサービスができているのか。また、お客さまとお客さま同士の関係性もそうです。服装や会話、食事の仕方が、お店の雰囲気を作っている。

そのためのスタッフ間同士の関係性。お店の想いを体現しているサービスができているか。きちんとチームになって、お客さまがいい時間を過ごせるようにしているか。このお店づくりと人づくりが基礎になって、お客さまに伝わり、お店の雰囲気ができあがる。そういうことなのではないかと思っています。

飲食店が生き残るのは、とても難しい時代になっています。お店をはじめて、1年間続けられるお店は7割と言われています。残りの3割は閉店してしまっているのが現状です。

「食」はなくてはならないものですが、山ほど選択肢がある飲食店は飽きられるのもはやいんです。話題の店の行列はいつか終わり、あっという間にトレンドは変わってしまいます。

味、店舗デザイン、接客、それだけではお客さまはもう来てくれません。変化する時代、個人に合わせて、何を提供するのか、じぶんたちは何を提供したいのか。「それを提供し続けられるのか」と問い続けることが、飲食店に求められています。飲食店に「ゴール」はないのです。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございます。お店の雰囲気がよいお店、あんまりよくないお店について、コメントなどいただけるとめちゃくちゃ嬉しいです!長く続くお店を目指して。

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ヤマシュン
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