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仕事の面白さに、まだ気づけていないあなたへ
3月がやってきた。毎年このシーズンは、別れの季節。
お店を一緒に盛り上げてきてくれた仲間が卒業をしていく。先週末に、卒業生の最後のシフトインを見送った。
違う世界に行く仲間を見送るときには、ちょっとだけ羨ましかったり、嫉妬の気持ちが応援の気持ちとともに混じっているときがある。
そんなときには、友人が送ってくれたメッセージを見返すことにしている。そうすると、純粋に応援する気持ちになり、「よしっ!
昨年のじぶんたちと戦う必要は、本当にあるのか?
店長の主な仕事は、3つあると言われています。
売上最大化、人材育成、コストコントロール
今回は、売上最大化に関する話です。
会社やお店の業績を見られる項目に、昨対比というのがあります。昨対比とは、昨年の主に同月に対しての売上高の比較を言います。
今月の売り上げ ÷ 前年の同月の売上 = 昨対比
この数字との戦いで、店長のマネジメント手腕、店舗の評価がされ、賞与が決まったりします。ぼくは、
お店を最後まで味わい尽くす方法
「さて、そろそろ僕たちも帰ろうか」
他のお客さんが出口に向かおうとする、それとまったく同じタイミングで立ち上がるお客さん。そのお客さんのお会計が終わると、他のテーブルでも「お会計お願いします!」と帰るお客さんの無限ループがはじまり、それが終わると、満席だったお店の中が、急に静かになる。そんな状況がよくあります。
飲食店では、ピークタイムというお客さんが特によく利用する時間があります。お昼は、1
あなたが座っているテーブルには値段が付いている
みなさんは、レストランなどのお店で、席についた時に、「このテーブルでいったい、今晩、いくら稼ぎたかったんだろう?」と考えてみたことはありますか?今日は、あなたの気配り次第で、座っているテーブルの値段より価値の高いものにできるというお話です。
例えば、混雑の中、おもいがけず二人で四人席を占領することになったら?あなたは、どうしますか?
どのお店にも、出来れば一人当たりこのくらいのお金を使って欲し
お店の雰囲気をつくるものは、なんだろう?
みなさんが普段、外で食べるときによく使っているお店はどんなところですか?きっと、料理がおいしい、接客がいいなどいろいろとポイントがあると思うのですが、雰囲気がいいお店なのではないでしょうか?
ぼくもラム肉専門店をやっているので、お客さまと話したりします。どうやら、味、店舗デザイン、接客を求めて、来ているわけではないみたいです。それでは、なにをみているのか。お店の雰囲気を見ているんだそうです。
ハマれる仕事を作れなくて、ごめんなさい!
最近、世間を賑わしている、"バイトテロ"。主に飲食店のアルバイトの方たちによる不適切な動画の投稿のことを"バイトテロ"と言うらしい。
こういうことが起きてしまう理由を想像してみました。あくまで、個人的な意見ですが、
ハマれる仕事をつくれなくて、ごめんなさい!
に尽きるのではないかと思います。面接を経て、仲間入りしてくれた人と必ず契約を結びます。雇用契約や機密情報保持契約など。
なので、契約
毎日、同じことの繰り返しを続けられるか?
「将来は、地元でカフェとか小料理屋とかできるといいなと思ってるんです。」
初対面の人などに、「お店をやってます!」と言うと、こう言われることが多い。お店の仕事のひとつひとつは、実は、とても簡単で、地味なことが多い。誰にでもできることを、一つ一つきちんとやる。その積み重ねで、お店ができている。
地味な日々の仕事を繰り返すことで、お店ができる。その作業の中に、やり甲斐や楽しさを見出せること。他人を
「客単価をあげるために」は、禁止します
飲食店の売上の仕組みは、意外と単純です。
客数 × 客単価 × 月の営業日数 =月間の売上
1日に来てくれたお客様の数が、客数。そのお客様が使ってくれたお金が、単価。この2つの数字をいかに上げれるかを考えています。
だから、飲食店を経営していると、ついつい「お客様に一円でも多くのお金を使ってもらうこと」を考えてしまいがちになります。こう考えるのが当たり前で、これが「正解」だと思い込んでしまう
いい常連さんになると、お店に行くのが楽しみになるかもという話
こんばんは、やましゅんです。
ぼくたち飲食店にとって、常連さんってとても大事な存在です。その理由は、リピートしてくれることで、売上が増えるからではないんです。
ぼくたちにとって常連さんは、いわばお店のファン。
その常連さんがお店に来てくれると、嬉しくなります。
嬉しくなると、ついついいろんなことを話したくなります。
そうして、会話が弾むと、働くのが楽しくなります。
働くのが楽しくなると、仕事が
建築家・ガウディから学ぶいいチームのつくりかた
こんにちは、ラム肉専門店店主のやましゅんです。
ぼくは、前職時代の3年間で、合計5店舗のお店を渡り歩いてきました。半年に1回のペースで異動していたんです。今思い出すと、すごいペース。笑
そこで、新しいお店に行くたびに、新しい仲間と出会い、信頼関係を築いていく。「お店は、店主がいない時に、本当の姿がでる。」と言われます。だから、お店に自分がいなくても、お客さまに、いい時間を味わってもらうために、
人件費は、分配するものとする
飲食店の一般的なビジネスモデルは、人件費30%だとよしとされています。
業態にもよりますが、食材原価と合わせて、60%に着地させる。そうすると、10%ぐらいの利益がでるように設計されています。
例えば、平日のお店の売上が10万円だとしたら、人件費に使えるのは3万円。時給1,000円とすると、その日の適正な労働時間は30時間となります。
でも、お店というのは、お客様次第で暇になったり忙しくなった
飲食店のラットレースを脱出せよ!
「こんなに頑張ったのに、残るのはこれだけなんだよな…。」
ラム肉専門店を経営していて、毎月の成績表であるPLを見ると、そう思ってしまうことがあります。飲食店は、儲かりにくいビジネスモデルになっている。にも関わらず、昔からのビジネスモデルのまま、なかなか新しいモデルを作れていないのが現状なのです。
飲食店では、人と人が関わりあう割合が、とても高い
とりわけ、人に関するお金が非常にかかる。
なぜ