3-2. 2019年 なんとかしないと!大学生の時間で取り組んだこと。ツアーコンダクター&海外一人旅
[もしよければ、一個前の3-1も読んでくださいね😉]
時は2019年。
いよいよ大学生活も最終学年である4年生に!相変わらず、就活はせずに旅行のことばかり考えていた頃です。海外旅行の魅力に触れ、自分1人でもどうにかなるじゃん!と思い始めたのがこの頃でした。鳴り止まない色々やってみたい!という熱。その分、広がっていく友達との距離感。その中で何を考え、どんなことをしたのか。大枠の流れはこのように進んでいます!
タイトル
0、概要
1、初めての海外一人旅 韓国
2、一番旅らしい旅に ベトナム
3、 ツアコン資格取得への道
4、忘れられない、初1人だけの添乗業務
前回2まで書きましたので、今回は3からスタートします。夢であったツアコンの話ですね。では、お楽しみくださいませ♪
3、 ツアコン資格取得への道
前回のベトナム旅行から、約5ヶ月後の夏。私にとって最後の夏休み。ベトナム旅行から帰ってきて、しばらく経ってから香港マカオ旅行に行き、前期の授業が終わった、そんな時期でした。周りは就活真っ盛りの時期。私も流石にまずいと思って説明会に参加したのですが、周りとのギャップに唖然、自分には無理だと勝手に言い訳を作り、就活からは逃げてしまっていた時期でありました。そんな中で、将来どんなことをやってみようと思った時に、真っ先に思いついたのがツアーコンダクター、いわゆる添乗員でした。
元々、通訳案内士になりたくて色々勉強をしてたのですが、英語能力のなさ、知識量が膨大であったことから、諦めていました。総合旅行業務取扱管理者試験も2回受けたのですが、どっちもダメで、自分には厳しいのかなと半ば諦めムード。その中で出会ったのが、ツアコンでした。
旅行が好きで、海外が好き、あと新しい人と話すのが好きというありがちな理由でした。でも、こんな私でも講習を受けて試験に合格すれば働ける!多くの人を楽しませるポジションにつける!と思い、講習を受けられて働くことのできるところに応募しました!
面接の日程を決めていざ、そちらの会社様へ。就活の面接のような感じかと思い、ガチガチに緊張してましたが、面接官の方もすごく優しい方だったので、楽しく話すことができました!総合旅行業務受けないの?と聞かれた時に、少し気まずくはなりましたがね笑
そんな感じで、受講費を支払って、いよいよ研修スタート!遅刻したら一発アウトと言われてとてもビビったのをよく覚えてます。今思うと当たり前のことなんですけどね。人数は、約6名のクラス。旅行業法や約款などはもちろん、クーポンの切り方や、領収書発行の際の注意事項などの現場に出て使うことも勉強しました。また、講師にベテラン添乗員で現場での経験を教えてくれたり、元CAの方がマナー講習をしてくれたりと、かなり充実した研修でした!自己紹介の練習なんかもしたんですよ!最後に、あなたの仕事は何ですか、という問いかけに対して確か、みんなを笑顔にすることです、と答えました。今もできてるか不安ですけど、この言葉が実現できるように頑張りたいと思います!!
そんな感じで、座学の研修が終了。いよいよ実際にツアーに参加する実地研修へ。目的地は、群馬県のわたらせ渓谷鉄道。トロッコ線で有名なところです。一生懸命自己紹介を練習して、訪れる観光地について調べて、当日に臨みました。朝6時、新宿集合。しかも、スタンバイで30分前には現地に到着しなければならないという。そもそも始発あるでも間に合うのか問題でしたが、一応ありました笑 今と違ってバリバリの夜型の私にとっては最大の関門。目覚まし時計とアラーム、ダブルセットで挑みました。問題なく起きられた!よかった!そして、テクテク最寄駅に向かい新宿駅に到着。まだ、ほぼ人もいない時間帯。静かなコーヒーでもといきたいところでしたが、まずは周辺観察。使えるトイレの場所、コンビニは一通りチェックします。そして、クラスの人と合流。簡単に説明を受けて、電話での道案内のデモンストレーションに抜擢されたのですがうまくいかず... そんなこんなで、バスに乗車。運転手さんに挨拶をして、いよいよ研修ツアー、スタートです!!
バスが走り出すと、まずは自己紹介の練習から。バスの前方に立ってツアー中の注意事項や到着予定時間、停車するパーキングエリア、目的地の情報をマイクを使って話していきます。緊張しました🫨 準備していた内容が飛んだり、かみかみになったり。教科書を丸暗記した部分は、うまくいったんですけどね笑 でも、拍手をもらえた時は嬉しかったな。研修でこれだったら本番では、どれほど嬉しいんだろうと想像してしまいました😆
また、長くなりそうなので少し早送り。わたらせ渓谷鉄道綺麗だったなぁ、また行きたいなぁ。
そして、最終目的地の東京駅へ。もう、すっかり夜です。緊張と感動と楽しさで、本当にグッタリ。でも、本当に思い出になるそんな研修ツアーでした♪そして、いよいよ... ツアコンになれる資格、旅程業務主任者を頂きました!!!👏👏 本当に嬉しかったです!やっと私にもできることができた!これからみんなを笑顔にできるように頑張ろう!そんなとてもとても嬉しい気持ちになりました。よかったなぁ、あの時は。そして、最後に全員で写真を撮って解散です。これからは、自分がお客様を連れていく番、自分も楽しみながら精一杯頑張っていこう!そう思った東京駅の夜でした。
4、忘れられない!初1人だけの添乗業務
資格をとった私。夏休みのちょうど真ん中で添乗に出られるようにはなりました。ですけど、やはり最初は1人じゃ難しい。なので、最初だけ先輩と一緒に同伴させてもらって勉強させて頂くことに。やはり、研修とは全く違います。前で自己紹介をすると自分の顔を見て聞いてくれる人、窓の外を見ている人、カバンをいじっている人など様々見えてきます。あー、聞いてくれてないんだなぁと、当時は少しがっかりしてました。まだまだ世間知らずでしたからね笑
そんなこんなで、ツアーは終了。困ったらまた連絡してね、と言ってくださり幕を閉じました。
そして、迎えた初1人での添乗の日。コースは、前回と同じ群馬県のコース。前回のノートで予習をして、座席表も作成して、気合を入れて、いざ。
出発地、確か新宿駅?に5時半くらいに到着。再度トイレの場所等を確認して、受付の準備。参加者シールの数を数えたり(これメチャクチャ重要です)、名簿を読み直したりですね。また、バスがこの時点でもう到着しているので、運転手さんに挨拶とコースの確認。このツアーで、ご一緒させてもらった運転手さんが本当に優しい方でした!まぁ、ツアー始まってすぐにボコボコに怒られましたけどね笑 そんなことをしている内に、お客様が集まり始めます。順に受付を済ませて、乗車してもらいます。参加者シールを予め数えておくのはその為です。何人に配ったのかわからなくなってしまうので。そして、お客様が全員乗り込んだらいよいよツアーがスタートです♪ドキドキ💓
簡単なアナウンスを入れてから、お客様の前に立ちます。そう、自己紹介です。緊張の一瞬🫨 初めて1人での添乗の自己紹介。もう、ドキドキが止まりません。でも、そんなことも言ってられない。緊張しながらも、前に立ちます。そして、一例をしてマイクをオン。「皆さん、おはようございます!!」震えるかと思いましたが、綺麗に挨拶できました!「この度は、〇〇ツアーにご参加頂きまして、誠にありがとうございます。私、本日担当させ... 宜しくお願い致します!!」拍手が巻き起こります👏 すごく嬉しかったなぁ😆 そこからはもうこっちのもんでした!覚えてきた挨拶をそつなくこなして、丸暗記したツアーの注意事項も完璧、最後にまた「宜しくお願いします!」の一言と一礼を添えて、自席に戻りました。うまくできた!我ながら素晴らしい出来だったと思います♪よかった!
そんな感じで、最高のスタートを切れた初添乗。ですが、最初の目的地に着いた時に運転手さんを怒らせてしまうことをしでがしてしまいます。この詳細はまた今度に回しますね、長くなるので🤫
そんな感じで、叱られて、励まされ、褒められて、励まされて、そんな要素満載の初添乗となりました!
ツアーも終わりを迎え、最終目的地の新宿駅へ。到着前の最後の挨拶。マイクを取って、前に立ちます。そして、一礼をしてから、「皆様、本日はお疲れ様でした。まもなく、最後の目的地の新宿駅に到着致します。本日のツアーはいかがだったでしょうか。...」と回想話に移るのですが、もうこの辺からウルウルし始めました。怒らせてしまったこと、スムーズにいかなかったご案内、もっと調べてくればよかった観光地の詳細等の後悔の念。それとともに蘇ってくる、大丈夫だよというお客様からのお言葉、楽しかった昼食時のひと時、ありがとう頑張ってね!の一言。それらが一気にフラッシュバックしてきました🥹 もう大号泣です🥹🥹 全くうまく話せません🥹 正直、何を話したのかは覚えてないのですが、泣きながらツアーを一生懸命思い出しながら、話してたんだと思います。そして、最後「まだまだひよっこ添乗員ではございますが、これから頑張って皆様を楽しく笑顔にできる添乗員を目指していきますので、これからもどうか宜しくお願い致します!本日は本当にありがとうございました!!」深々とお辞儀、湧き上がる拍手喝采👏👏 あの光景は今でも鮮明に覚えています😌 ツアーコンダクターになれて良かったな!と心から思いました!
その後、運転手さんに、年を言え!とか、全部最後持ってかれちゃったなぁ、と茶化されて無事新宿駅に到着しました😇 バスの扉が開き、真っ先に外へ。最後、お客様一人ひとりをお見送りする為です。別れ際、頑張ってね👍や楽しかったありがとう!というお言葉、回数券持ってるからまた来るね、今度はどこどこで!笑、みたいなお言葉も頂戴することが出来ました。あー、頑張って良かったな☺️そう本気で思える瞬間でした!
全てのお客様のお見送りをして、1日お世話になった運転手さんにご挨拶。「また、宜しくお願いします」と伝えたら、「嫌だ!... うそだよー、また宜しくね♪」と言われ、お別れしました。本当に優しい運転手さんだったなぁ。バスの扉が閉められ、帰っていくのを見続けながら、少し散歩をして新宿駅に向かいました。「色々あったけど、楽しかったなぁ。これからもがんばろっと♪」そんなことを思いながら、家路に着きました。