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【工場長インタビュー】本社工場の工場長の前職は営業マン!入社のきっかけはハローワーク!?

こんにちは! 北海道寿都すっつ町の株式会社山下水産採用広報担当です。

本日は弊社の本社工場のT工場長へのインタビューです。寿都のとなり町の島牧村で生まれたT工場長。大学卒業後はとある大きなメーカーで営業職だったものの、ノルマに追われる毎日で? T工場長のこれまでのキャリアと現在、そして未来についてインタビューしました!

本日は、株式会社山下水産、本社工場長のTさんです。

-生い立ちと前職のお話

出身地は北海道の小さな村、島牧村です。寿都町のとなり町ですね。子どもの頃から漁業が盛んな地域で育ちましたので、海産物の価値とその加工への興味みたいなものは何んとなくあったと思います。

後志菅内の高校を出て、大学は札幌に行って、それで普通に就職しました。新卒で入社した会社は「業務用冷蔵庫」を扱うメーカーでした。そこで営業職として勤務して、10年間働いたんです、営業として。

最後のほうは、帯広方面の中標津あたりの地区を担当して、リーダー職みたいな立ち位置でした。その後は営業所長まで務めたんですけど、ノルマがですね、もうめちゃくちゃ厳しかったんですよ。

しかも飲食店などに飛び込み営業です。たしかに厳しい仕事ではあったんですけど割と楽しみながら仕事してましたね。コミュニケーション能力はかなりついたんじゃないかなぁと思います。

相当厳しかったみたいです


-山下水産に入社した経緯

きっかけは特になにかあったわけじゃないんですけど、あれは33歳くらいのときですね。もう転職しようと心に決めちゃって(笑)。同期もたくさんいたんですけど、半分以上は退職しちゃってました。そこで、当時は独身だったので実家に一旦戻って、ハローワークに行きました。けっこう探しましたよ〜。

そしたら山下水産の求人を見つけたんです。山下水産って、地元ではかなり名の知れた企業だったので「あ、山下水産だ」と。私の母も知っていましたし。というのも何度も言いますが山下の商品って地元じゃ結構食べるんですよね。私も子どもの頃から知ってました。

そこで、前職とは全く畑違いってわけでもないかなぁと思って、応募してみたわけです。そしたらいきなり面接で社長が登場してきました(笑)。面接はなんとなくしか覚えてないんですけど、なんかこうフランクな感じで、印象がよかったですね。

社歴で言うと今年50歳になるので、早いものでもう入社17年目くらいです。

当社の商品の生たきほたて貝柱


-現在の仕事内容

現在は寿都の本社工場で製造工場の工場長をさせてもらってます。入社したときからずっと工場で働いてまして、5年目か6年目かな、そのときに「工場長になってほしい」と言われました。

仕事内容は一般的な工場長業務です。みんなと一緒に製造加工したり、生産ライン管理したり、製品のチェックをしたりとかですね。管理業務もやりますし、加工もやります。外国人技能実習生もいますので、彼ら彼女らの管理も仕事に含まれます。

今の山下水産は、これまでの「山下の味」を次世代に継承していくことをひとつのテーマにしています。

一度食べていただくとわかるんですけど、冗談抜きでうちの商品は「やさしくて」「おいしい」んです。ぜひ召し上がっていただきたい。飯寿司もほたても魚も何もかも、おいしいです。この「やさしいおいしさ」というのは、当社の熟練の職人さんの手仕事から作られているんです。

おそらく機械には真似できない領域です。ほんとにちょっとした分量で味が変わりますし、その日の素材の鮮度にも左右されるので、そこを見極めて加工します。

当社の商品は北海道を飛び出して広く全国、それから関東の高級スーパーなどでも提供されていますから、これまでの味を変えることなく、いかにして次世代につないでいくか、これがテーマです。

外国人技能実習生とのショット


-社長と専務との関わり

入社して最初の頃は社長にけっこう怒られましたよ(笑)。でもうちの社長って理不尽な怒り方はしません。なんていうか、注意されると「そりゃそうだよね」と、不思議と思えるといいますか。

前職では2時間電話で説教されるみたいなこともザラだったんですけど、社長の場合は「育ててくれている」ような、それをすごく感じます。

社長は昔から先見の明みたいなものがあって、とにかく発想が柔軟なんです。あとは、特に品質へのこだわり、事業を通じて地域社会に貢献することの重要性を体の芯から体現しているような人です。

専務は社長の息子さんですがタイプは少し違います。日々の会社運営を支える屋台骨みたいな存在になっています。私が言うのもヘンなんですけど頑張り屋さんだと思います。

寿都工場では多くの外国人技能実習生が

-工場長として

個人的にはさきほどもお話しした通り、次世代への味の継承が大切だと思ってます。それから今よりももっと「山下」の味と名前を全国に広めていきたい。普段あまり口に出しては言わないんですけど本当に思ってます。

社長も専務も、それから従業員もそれは共通認識だと思うので、私の工場長としての役目は、経営陣のビジョンを叶えるためのサポートをすることですね。

私が力になれてるのかは正直自信がないんですけど、でもとにかく力になりたい。それに尽きると思います。

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