【創業100年超】人口3,000人を切った町-北海道寿都町の山下水産が創業100年を超えてnoteを始める理由。
こんにちは。北海道寿都町の株式会社山下水産の採用広報担当です。
はじめてのnoteなので、記念すべき1記事目では、弊社の成り立ちをご紹介し「なぜnoteを始めるのか?」について書こうと思います。
- 会社について
私たち山下水産は、北海道寿都町で1915年(大正4年)に創業しました。地元の海で獲れる新鮮な海産物を加工する水産加工業を営む会社として、寿都町とともに100年以上歩んできました。
創業以来、手作りにこだわり、やさしい味を追求。北海道産を中心に厳選された原料を使った、こだわりのあるやさしい味のものづくりを得意としています。商品作りには一切の妥協をせずに、原料から完成まで納得しないと販売しません。私たちは、その歴史と経験に誇りを持ち、お客様に最高品質の加工製品を提供しています。
- 世界が認める当社の商品
私たちの主な事業は、海の恵みを活かした水産加工です。当社の歴史をさかのぼると、最初こそは商店から始まりました。 船を保有して漁業にも従事したこともあります。4代目の現社長から、加工食品事業に舵を切り、厳選された新鮮な魚介類を使って、伝統的な製法と最新の技術、アイデアを組み合わせることで、優れた品質と風味を実現しています。
地元海産物を使用して、しらす、ホッケ、数の子、カニ、うに、時にはバジルソースと、その商品数を増やしてきました。機械化による省力化を進めることで、ギフト商品なども展開していますが、素材の良さを伝えるために昔ながらの手作りにこだわっています。
弊社は北海道の小さな町の会社でありながら、原料の調達から製造、流通まで、厳格な品質管理基準を守っています。 食品衛生のJFS-Bを取得済みです。また、持続可能な水産資源の管理にも力を注ぎ、海洋環境への負荷を最小限に抑える取り組みを行っています。
山下水産は、この道のプロフェッショナルの人材で構成されており、豊富な知識と経験を活かしてお客様のニーズに応えています。周辺地域のお客様はもちろん、北海道、いや日本全国、そして世界のお客様に愛されるために、一貫性と信頼性を大切にしています。
- そんな弊社がnoteを始める理由
創業以来、地元住民の皆様のご協力もあって、コツコツと事業を拡げていました。しかし、昨今の人手不足の慢性化により従業員の高齢化が深刻になってきました。それはきっと弊社だけではないでしょうし、寿都町の会社だけではないでしょうし、北海道の企業だけの話でもないでしょう。
人手不足は日本全国の問題です。
社員のみなさんは、本当に人柄のいい人たちばかりですが、周辺地域の人口減だけはどうしようもありません。 社長を含めた経営陣は「従業員のみなさんの負担を少しでも減らしたい」と考えてきたものの、明確な打ち手、改善策があるかというと……なにもわかりません。
そこで、情報発信のあり方を見直すことにしました。
これまで当社の魅力の発信は、どちらかというと「商品力」にその比重を置いてきました。SNSでの発信やテレビ局さんからの取材では、当社の自慢である水産加工食品にスポットライトをあてていたのです。
ですが、本当に大事なのは「人」です。そして「夢」です。 当社には従業員が50名弱。 山下水産のやさしい味は、当社の50人のやさしい人たちの手で作られているのです。 私たち山下水産の家族ともいえる人たちの魅力、そこで働く仕事のやりがい、このnoteでは弊社の「仕事」と「人」の魅力にスポットライトをあてて、ご紹介していきたいと思います。
さらには人口3,000人を切った町の小さな水産加工会社が、どんな夢を持っているのかも書いていきますので、知っていただたら嬉しいです。ずっと書きたいな、書きたいなと思っていたので、定期的に書いていこうと思います。
ぜひ、弊社が更新するnoteをご覧いただき、弊社の魅力、弊社で働くことの素晴らしさを感じていただけたなら、従業員一同、心から嬉しく思います。
それではこれからどうぞよろしくお願いいたします!
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