オーバーウォッチワールドカップ2023本戦:日程・チーム紹介
オーバーウォッチワールドカップ2023本戦の日程が発表されました。発表遅くね?
日程:
日本時間の10/30(月)午前3時から始まります。
2マップ先取らしいです。なのであっさり試合が終わる可能性もあります。
開始時間がズレる可能性が大いにあるので、時間帯的に難しいかもしれませんが、見たい試合を見逃したくない場合は余裕を持って視聴したほうがいいでしょう。
チーム紹介:
ほとんど画像に書いてるとおりなんですが。チームの総合評価は私の独断です。
予選の時から選手が変わってるチームも多いですし、ギリギリでまた選手変更があるかもしれません。ご了承。
グループDが抜けたツイート(死語)してしまった。やらかし。
・グループA
・韓国
優勝候補。
ただし、一昔前のウィンストン・ソンブラダイブならともかく、今の環境なら絶対的というわけでもないと思う。
・コロンビア
予選には出てた元リーガーのEqoが参加できず。予選は1位通過したものの、なかなか厳しいか。
・メキシコ
予選最終戦のプエルトリコ戦の動画。勝ったほうが本戦進出のラストウェーブ。
これ何がいいかって、逆転勝利で本戦出場を決めてテンションあがってる中、冷静に「GGとチャットしようぜ!」というコミュニケーションがあることなんですよね。
やっぱこういうのがいいですよね。厳しい戦いが予想されますが、応援したくなります。
・フィンランド
世界有数のラインハルトLhCloudyが出場できず。リーグのロンドンのようなラインハルト・シンメトラ戦術は見れなさそうだ。
ただ他のメンバーも非常に優秀で、強豪チームであることに変わりはない。
・グループB
・イギリス
リーガー3人含め、優秀な選手たちが揃う強豪チーム。選手たちの得意ヒーローのバランスもよく、様々なメタに対応できるだろう。
メイで有名なBackboneは予選やスクリムではアナで出場していた。ヒットスキャンのKaiはもちろん、WMaimoneのトレーサー・ゲンジは超強力で元リーガー・フランス代表のFDGodのブリギッテでも止まらない。Kronusのバティストも優秀なため、様々な構成で戦うことができる。
しかしその上で、メタに沿わない自分たちの得意な構成で戦う可能性がある。
コーチはラインハルト構成でリーグを湧かせたLondon SpitfireのChrisTFerで、各選手の得意分野を伸ばす方針かもしれない。
スクリムでも、ウィンストン・ソジョーン・ゲンジ・アナ・ルシオというような構成でフランスやフィンランドに圧勝していた。
・オーストラリア
地域のコンテンダーズ大会が途絶えず、ずっと競技活動を続けてきた選手たち。
様々なチームの入れ替わりもあり、多くのプレイヤーが協力し切磋琢磨して成長しているはずだ。
リーガーのPunkは不参加となったが、北米地域でも活躍したcuFFaならば十分にカバーできるだろう。
・ブラジル
2020年ごろまではコンテンダーズ大会も行われていたが、ここ数年は途絶えていた。
それでもワールドカップを期に国内リーグ戦が行われるほどの盛り上がりを見せ、かつての選手たちが戻ってきている。
競い合う環境が盛んであれば選手たちのレベルも上がっていくはず。本戦までにどこまで仕上げているか楽しみだ。
・カナダ
北米にはアメリカがいるのでどうしても目立たないが、地域のレベルは高く代表選手も有力選手がズラリ。
リーガーのフレックスサポCrimzo、Calに加え、コンテンダーズで優勝したルシオのMagicM8Ballもいるため、サポートは特に盤石。
・グループC
・中国
様々な事情により予選は免除。予選にいてもどうせ突破するので枠が増えて他チームはありがたいけど。
リーグのプレーオフでも渡米が遅れたりと大変なことが多いが、コーチの問題は解決したようだし、実力が発揮できれば優勝も狙えるチームであることに間違いはないだろう。
タンクのTwenty(Elsa)は参加しないことになったが、世界トップクラスのタンクGuxueがいれば大丈夫だろう。
・スペイン
中堅チームのはずが、激戦区ヨーロッパA予選でまさかの2位通過。
公式のアンケートでも半数以上が突破できると思っていなかったという。
フランス・オランダ・デンマークに逆転勝ちした実力は本物か。本戦でもジャイアントキリングに期待したい。奇跡は起こせる。
デンマークに勝つのはやべえよ。なぜかイタリアに負けたけど。
・香港
APACコンテンダーズで戦う選手たち。日本チームとの対戦も多いおなじみのメンツ。
流石に本戦では厳しそうだが、日本チームをボコりまくってるR3Kには期待したい。
・タイ
APACコンテンダーズを連覇したDAFの選手たちが揃う。
若すぎて出られないYoshinori2kや怪我の影響もありValorantに行ったPatiphanがいればなんて思ってはいけない。
国際大会で気になるところとして、地域間のレベルの差がある。
韓国地域はもちろん別格で、北米・欧州が続く。APACのレベルはどの程度のものか。
予選では、北米・欧州で活躍する選手を擁するインドにギリギリで勝利していた。
寄せ集めチームのインドに対し、長らくチーム活動している選手たちでもほぼ互角なため、やはり世界とのレベルの差はあるのか。
特にスペイン戦なんかは、地域間のレベルを知ることができる重要な戦いであるかもしれない。
・グループD
・アメリカ
前回大会(2019)優勝国。
メンツも強力ではあるが、今季のリーグなんかを見てても若干の不安感はある。
シグマがメタっぽいので世界最強のシグマColugeがいれば大丈夫だろうが、今となってはDantehやSuperではなく他のダメージやサポートのプレイヤーがいたほうがいいようにも思える。
Rupal、UltraVioletともにフレックス系の選手なため、ルシオには不安が残る。
一応サブメンバーにOjeeがいて一緒に練習とかしてるっぽいけど、今から入れ替えとかアリなんだろうか。
・サウジアラビア
EMEA最強チームTwisted Minedsのメンバーが揃う。
不参加となったYZNのファラが有名だが、どちらかというと競技的に有力なのは現メンバーのLBBD7のほうで、EMEAコンテンダーズを連覇。
さらに言えばYoubiやQuartzは非常に強力で、ファラマ以外の構成の方が強い気がする。
トップリーガーのSirMajedも加わり、優勝も視野に入るチームに仕上がっている。
とはいえ、春のプロアマ大会ではトッププロには敵わず、韓国・中国・アメリカ・イギリスあたりのSランクチームよりは一段階下がると判断し、総合評価はAランクとした。
・フランス
トップリーグ経験選手も多い強力なチーム。
現在のトップオブトップの選手たちと比べると一段落ちるかもしれないが、例えばBenBest・NiCogdh・FDGODは、現韓国代表のSp9rk1e、Hanbin、Fielderとチームメイトとして肩を並べて戦っていたレベルの選手たちである。
・日本
ガンバレ!!がんばるんだあーっ!!
コンテンダーズ大会でずっと頑張ってますが、そろそろ結果が欲しいですね。やれるでしょ。
チームの総合評価を載せるかは悩んだんですが、載せることにしました。
先入観を持たせたり初めから弱いチームだと思わせたりするのは良くないことかもしれませんが、ぶっちゃけグループリーグでは一方的な展開になるような試合も少なくないと思うので、心構えがあったほうがいいとも思いました。
実際に見て「ボコボコやんおもんねーわ」となるよりは、予め強弱を知っておいて、「やっぱ強いなあ」「一矢報いてくれ」となるほうが良いかと。
評価が低いとされているチームが頑張れるんなら、それはそれでいいし。
2023/10/25 山下