Overwatch2:競技シーンの紹介
オーバーウォッチ2の競技シーンについて説明します。あんまり詳しくないんで、間違ってたらごめんなさい。
日本チームの戦績も随時追加していっています。記事の下の方に。
◯2024年の競技シーン
2024年はCHANPIONS SERIESという形式で競技シーンが行われることが発表されました。
日本チームは、日本国内の予選および本戦リーグを勝ち抜くことでアジア大会・世界大会への出場を目指すことになります。
2月からのStage 1と8月からのStage 2の、年2シーズン行われます。
2024 Stage 2は8チームで争うようです。以下のポストを参照。
詳しくは以下の動画で。
また、それ以外にも学生大会などの公式大会も予定されているようです。
◯2023年以前
Overwatch Leagueという世界のトップリーグがありました。
米国、中国・韓国をはじめ、世界各国の選手たちが集まっています。
現在はZETA DIVISIONに所属しているta1yo氏は、2020-2021にSan Francisco Shockに所属していました。
ここに参加できる選手たちは世界最高峰であり、「(元)リーガー」と呼ばれ、特別な存在。
ーーー
一般の競技プレイヤーは、各地域のConetendersという大会に出場していました。
地域の区分が変更されたり、大会ごとに仕組みや参加チーム数が変わったりもします。
日本チームはAPACリージョンに参加していました。
2022~ 日本チームの戦績
2022年以降(Overwatch2以降)の、日本チームの主な戦績を紹介します。国内でもさまざまな試合・大会は行われていますが、ここでは公式大会と言えるようなContendersやその予選の主な戦績を紹介します。
○2022年8月:Contenders本戦
Summer Series: Australia/New Zealand A-Sides
・Donuts USG 3位
○2022年9月:Contenders本戦
Summer Series: Australia/New Zealand B-Sides
・Donuts USG 7位
○2022年10月:Contenders本戦
Shimada Showdown: Australia/New Zealand
・Donuts USG 5-6位
・Invincible 9-16位
・SixBlow 9-16位
(Donuts USGは本戦へシード、InvincibleとSixBlowは予選を勝ち上がって本戦出場。)
○2022年11月:Contenders本戦
Run It Back: Australia/New Zealand
・Donuts USG 9-16位
以上はAustralia/New Zealand地域でのContenders本戦。以下は地域・予選の仕組みが変更されました。
○2022年11月:Contenders日本予選
OPEN TOURNAMENT JAPAN 2022 Season 1
・Donuts USG 優勝
・HOP e-Sports 準優勝
○2022年12月:Contendersパシフィック予選
2022 Pacific Showdown Qualifier
・Donuts USG 準優勝
・HOP e-Sports 5-8位
○2023年2月:国内大会:ワールドカップトライアル
World Cup 2023 - Japan Open Trials
・VARREL:優勝
・invincible:準優勝
※優勝したチームがそのまま日本代表となるわけではありません。代表選考会を兼ねた国内大会みたいなもんだと思います。
○2023年3月:Contendersパシフィック予選
WDG Open Tournament East Asia
・VARREL:準優勝
日本・中国・香港・マカオ・チャイニーズタイペイのチームによるトーナメント。
上位4チームが予選突破でき、日本チームはVARRELがContenders本戦へ進出。
○2023年3月:Contenders本戦
Contenders 2023 Spring Series: Asia Pacific
・VARREL:3位
また、NVには日本チームのInvincibleからDaisy選手が助っ人参戦(7-8位)。
VARRELは5位以内に入ったので、上位大会のOWL SPRING STAGE OPENS EASTに進出。
韓国コンテンダーズを勝ち上がった強豪チームたちとの試合が行われます。
○2023年4月:Overwatch League OPEN
Overwatch League 2023 - Spring Stage Opens
・VARREL:9-12位
コンテンダーズ予選を勝ち上がった韓国・APACチームによる大会。さすがに韓国コンテンダーズはレベルが違う。
VARRELに3-0で勝ったMDYに4-0で勝ったRhodesに3-0で勝つPoker Face。漫画のようなインフレ。
○2023年5月:Contenders予選
Open Tournament East Asia Summer
・Invincible:2位
・たまころ:3位
中国チームのTeam KKが優勝。上位3チームがContenders本戦へ。
○2023年6月:Contenders本戦
Contenders 2023 Summer Series: Asia Pacific
・VARREL:準優勝
・Invincible:5-6位
・たまころ:7-8位
3位以内に入ったVARRELはOWL Summer Opensへ進出。
○2023年6月:ワールドカップ予選
Overwatch World Cup 2023 - Asia-Pacific Conference
・日本代表:アジア太平洋Aグループ2位
10月末から行われるワールドカップ本戦へ出場。
○2023年7月:Overwatch League OPEN
Overwatch League 2023 - Summer Stage Opens
・VARREL:9-12位
○2023年9月:Contenders予選
Overwatch WDG Open Tournament East Asia Fall
・VARREL 優勝
・SixBlow 準優勝
・invincible 4位
上位4チームがコンテンダーズ大会に進出し、東南アジア予選を勝ち抜いたチームたちと戦う。
◯2023年9月-10月:Contenders本戦
Overwatch Contenders 2023 Fall Series: Asia Pacific
・VARREL 準優勝
・invincible 5-6位
・SixBlow 7-8位
◯2023年10月-11月:ワールドカップ本戦
Overwatch World Cup 2023
・日本代表 グループD 3位
グループステージ敗退となったものの、強豪フランスに勝利。
◯2023年11月:FlashOps予選
Flash Ops Holiday Showdown - Japan Qualifiers
・VARREL 優勝
・Vesta Crew 準優勝
上位2チームが韓国・オフラインで行われる本戦へ進出。
◯2023年12月:FlashOps本戦
Flash Ops Holiday Showdown - APAC Finals
・VARREL 5-6位
・Vesta Crew 5-6位
日本予選を勝ち上がった2チームが、韓国予選から2チーム+東南アジア予選から1チーム、と韓国オフラインで対戦。日本チームはどちらもグループステージ敗退。
韓国チームは全世界でも上位の選手ばかりで、韓国予選の上位8チームのリーグは、今までに行われた全てのOWの大会で最もレベルの高い選手の集まりだったかもしれない。
◯2024年3月:OWCS JAPAN Stage 1
Overwatch Champions Series 2024 - Stage 1 Japan
2024年から始まった新たな競技形態の日本リーグ。
予選を勝ち上がった9チームによる総当たりリーグ戦+プレーオフトーナメント。
優勝したVARRELと準優勝のINSOMNIAはアジア大会へ、三位のSixBlowは韓国・パシフィックとのワイルドカード決定戦に進むも敗退。
◯2024年4月:OWCS ASIA Stage 1
Overwatch Champions Series 2024 - Asia Stage 1 Main Event
・VARREL 7-8位
・INSOMNIA 7-8位
日本チームは韓国チーム・APACチームに勝てず。
※Crazy Raccoonは韓国プレイヤーたちが韓国リージョンで参加しています。
日本ではここ数年、VARRELをはじめ上位数チームは実力もありますが、全体的にはあまり盛り上がってはいません。
が、2024年に新たな競技システムができたことは非常に喜ばしく、今後は競技が盛んになるかもしれません。
選手たちの活躍に期待しましょう。
2022/10/19 山下