【経理担当者様必見】AWS利用料の支払い事情
気温の低下に反比例して、体調が良くなる傾向にある山下です。
本日のテーマは...
『AWS利用料の支払い』についてです!
AWSのサービスを利用すると、もちろんAWSからサービス利用料の請求が来ます。
しかし、この請求やそれに対する支払いが割と曲者で、請求/支払い事情を知らないとまさかの落とし穴が...
そこで、今回はAWSからの請求/AWSへの支払い事情について、注意すべき点を書いていきます。
AWSを自社でご利用することを計画している企業様、特に経理担当者様必見の情報となりますので、是非最後まで読んでみてください!
それでは行ってみよーー (oノ´3`)ノ ピューーン!!
1.ドル建て請求
言うまでも無く、AWSはアメリカの会社です。
アメリカから請求が来るので、もちろんドル建ての請求が飛んできます。
そして、請求額はその時の為替によって変動します。
故に、利用料が一定のサービスを使っていても毎月の請求額に多少のズレが生じることを覚えておく必要があります。
※AWSのコンソール画面設定を変更することで、円建てでの請求を受けることもできます。
2.クレジットカード決済
AWSの利用料は基本的にクレジットカード決済になります。
銀行振込による請求書払いも可能ですが、月額の利用料が高額であることなど複数の条件をクリアする必要があるため、ハードルは高めです。
日本は銀行振込による請求書払いが商習慣として根付いているため、見落としがちなポイントになります。
AWSのサービスを利用する際には、支払用のクレジットカードを忘れず準備してください。
3.AWSの利用料を円建て請求書払いにする方法
ドル建てでの請求にクレジットカード決済...
ここまで読むと、AWSのサービス利用料の支払い事情は日本の一般的な商習慣からは大きく外れているため、AWSを利用すること自体に抵抗感を持ってしまっている方もいるのではないでしょうか?
ご安心ください。
AWSのサービス利用料を日本の一般的な商習慣である円建て請求書払いにできる公式の方法が存在します。
その方法とは...
『AWSのパートナー企業経由でAWSのサービスを利用する』です。
※AWSのパートナー企業制度については、コチラの記事で詳しく書いております。
AWSのパートナー企業の中にはAWSの利用料の請求代行サービスを展開している企業が数多く存在します。
請求代行サービスとは読んで字の如く、AWSへの利用料の支払いを代行するサービスで、AWSからの利用料の請求を円建て請求書払いに変換して、お客様に請求します。
もちろん、AWSへの支払いはパートナー企業が実施してくれます。
4.さいごに
今回はAWS利用料の支払い事情について紹介しました。
為替に左右されるドル建て請求。
限度額が心配になってしまうクレジットカード決済。
慣れていないと、なかなかハードルの高い仕組みになっていますね。
最後にご紹介した、AWS利用料の請求代行サービスを展開している企業はAWS環境の構築や運用をメインで取り扱うクラウドベンダーであるケースが多いため、構築の相談ついでに請求代行サービスについて確認してみるのも良いかもしれません。
もちろんディーネットでも請求代行サービスは展開しておりますので、お気軽にご相談下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また来週!!
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