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【多い。。。】AWSのストレージサービス
3日連続、晩御飯が焼うどんの山下です。
今回のテーマは・・・
『AWSのストレージサービス』です!
ソリューションアーキテクトアソシエイトの試験勉強をしていた時、「なんでストレージサービスだけで、こんなに種類があるの。。。」と半分キレ気味でした。
今回はそんなAWSのストレージサービスの中から代表的なものをピックアップして紹介してみます。
※いつも通り、営業目線での紹介なので悪しからず。。。
それでは行ってみよーー (oノ´3`)ノ ピューーン!!
1.EBS
AWSが提供するストレージサービスの中で、最もポピュラーなのがEBSと後程紹介するS3でしょう。
正式名称は・・・
Amazon Elastic Block Store
最後のSがStorageではなく、Storeである点には多くの人がツッコミを入れたと思います。
EBSの特徴を挙げると・・・
・ブロックストレージ
・EC2にアタッチして利用する
・ユーザーが設定した容量に対して課金される
ブロックストレージとはデータをブロックと呼ばれる単位で保存するストレージの種類で、高速にデータを取得できるというメリットがあります。
※詳細な解説は省かせていただきます(よく分からないので)
EBSを利用する場合、EC2にアタッチする必要があることも大きな特徴です。
EBSを単体で利用する事は出来ません。
EC2を別途準備する必要がある点は、管理や費用の面からすると、他のストレージサービスと比較してデメリットではあるでしょう。
EBSの利用料金はユーザーが設定した容量に対して発生します。
実際の利用量が1GBでも、容量を30GBで設定していれば、30GB分の利用料金を支払う必要があります。
EBSは一般的なPCでいうところのハードディスクのようなイメージです。
ユースケースなどを深く考える必要は無く、汎用的に利用できるストレージサービスと、理解しておけば良いでしょう。
2.S3
続いて紹介するのは、AWS最古のサービスであるS3です。
正式名称は・・・
Amazon Simple Storage Service
SSSではなく、S3と省略している命名センスが個人的に大好きです。
S3の特徴を挙げると・・・
・オブジェクトストレージ
・容量無制限
・使った容量に対して課金される
オブジェクトストレージとはデータをオブジェクトという単位で保存するストレージの種類で、大容量のデータ保管に向いています。
※詳細な解説は省かせていただきます(よく分からないのでpart2)
S3は容量無制限のストレージサービスです。
EBSのように、ユーザーが事前に容量を設定する必要は無く、ほぼ無制限にデータを保管することが出来ます。
S3の利用料金は使った容量に対してのみ発生します。
利用容量が1GBだと1GB、150GBだと150GB分の利用料金を支払う完全従量課金制です。
S3のユースケースも多岐に渡りますが、主にデータのアーカイブなど増え続けることが見込まれるデータを保管することに向いています。
3.EFS
EFSはAWSを代表するファイルストレージサービスです。
正式名称は・・・
Amazon Elastic File System
ECSとごっちゃになるやつですね。
EFSの特徴を挙げると・・・
・ファイルストレージ
・マネージドサービス
・Linuxマウント用ファイルストレージ
ファイルストレージとはデータをフォルダ内のファイルとして保存ストレージの種類です。こちらは身近なストレージなのでイメージしやすいかと思います。
EFSはマネージドサービスのため、冗長化などをユーザー側で考慮する必要はございません。
EFSはAWSユーザーの中では、主にLinuxマウント用のファイルストレージとして利用されます。
Windowsからのアクセスが不可能という訳では無い(公式には非対応)のですが、最後に紹介するFsxの存在により、Linux用というイメージが強くなっています。
4.Fsx
最後に紹介するのはFsxです。
正式名称は・・・
Amazon FSx
これは略ではない。。。
Fsxは基本的にEFSと同様でフルマネージド型の共有ファイルストレージとして、機能するサービスです。
では、EFSと何が違うのか。
それは、Windows対応のファイルストレージという点です。
そもそも、Fsxは世界的にポピュラーな4つのファイルシステム(NetApp ONTAP、OpenZFS、Windows File Server、Lustre)の中から、ユーザーが使いたいものを選択して利用できるサービスです。
Windows系のファイルストレージを使いたい場合は、Fsxのサービス群から
Amazon FSx for Windows File Server
を選択します。
EFSとFsxの違いは、EFS=Linux系、Fsx=Windows系と認識しておけば良いでしょう。
5.さいごに
今回紹介した4つのサービス以外にも、Storage GatewayなどAWSのストレージサービスは多数存在します。
調べるだけでも、割と面白いので興味がある方は探索してみてください!
それでは、また来週!!
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