【意外と厳しい?】AWSパートナーネットワークについて
朝と昼の寒暖差が大きくなり、出社時の服装に悩みがちな山下です。
本日のテーマはAWSのパートナーネットワーク、特にAPNコンサルティングパートナーについて、書いていきます。
ディーネットは今年の6月に晴れて、アドバンスドパートナーへの昇格を果たしました。
その時の様子がコチラ
昇格には様々な要件をクリアする必要があり、意外と大変...
全社員が一丸となって一つ一つ要件をクリアし、無事関西では6社目のアドバンスドパートナーになる事が出来ました!
そこで、本日は意外と知られていないAWSのパートナープログラムを紹介していこうと思います。
それでは行ってみよーー (oノ´3`)ノ ピューーン!!
1.AWSパートナーネットワークとは
まず手始めにAWSパートナーネットワークとは、について書いていきます。
簡単にまとめると、『AWSを積極的に活用している企業をAWSが支援するための制度』です。
AWSパートナーネットワークの頭文字を取り、APNと略されることもあります。
APNに登録することで、AWSから技術やマーケティングのサポートを受ける事が出来ます。
ディーネットはAWSを活用して、お客様のインフラ環境を改善する事が主な仕事になるので、AWSから直接のサポートを受ける事でより広く、ビジネスを展開していく事が可能となります。
2.AWSパートナーネットワークの種類
さて、APNには大きく分けて2種類のタイプが存在している事を、ご存知でしょうか。
コンサルティングパートナーとテクノロジーパートナーです。
コンサルティングパートナーにはAWS上で、アプリケーションの設計・開発・運用を希望しているお客様に対して、AWS環境の設計・構築・運用・移行を支援する企業が登録されています。
テクノロジーパートナーにはAWS上で、稼働するソフトウェア製品を開発/販売する企業が登録されています。
ディーネットはAWS環境をお客様用に構築/運用する事をメイン事業としているため、コンサルティングパートナーに登録されています。
3.コンサルティングパートナーのパートナーランク
APNでは、コンサルティングパートナー・テクノロジーパートナーのそれぞれでパートナーランクが設けられています。
本記事では、ディーネットが登録されているコンサルティングパートナーのパートナーランクについて紹介していきます。
コンサルティングパートナーのパートナーランクは4段階に分かれており、下から『レジスタード』『セレクト』『アドバンスド』『プレミア』の順でピラミッド構造になっています。
レジスタードになるための要件は特に設定されておらず、APNへ登録すればどの企業にもレジスタードのランクを得る事が出来ます。
セレクトになるための要件は下記の通り。
年会費:$2,500
AWSプロフェッショナル認定資格者数:4名
AWSクラウドプラクティショナー認定資格者数:2名
AWS認定技術者数(アソシエイトレベル以上):1名
年間ローンチ案件数:3件
AWS月額利用料:$1,500
公開事例:1件
顧客満足度アンケート回答数:5名
アドバンスドになるための要件は下記の通り。
年会費:$2,500
AWSプロフェッショナル認定資格者数:8名
AWSクラウドプラクティショナー認定資格者数:4名
AWS認定技術者数(アソシエイトレベル以上):4名
年間ローンチ案件数:20件
AWS月額利用料:$10,000
パートナービジネスプラン:必要
技術プログラム検証:必要
公開事例:2件
顧客満足度アンケート回答数:20名
プレミアになるための要件は下記の通り。
年会費:$2,500
AWSプロフェッショナル認定資格者数:20名
AWSクラウドプラクティショナー認定資格者数:10名
AWS認定技術者数(アソシエイトレベル以上):25名
年間ローンチ案件数:50件
AWS月額利用料:$50,000
パートナービジネスプラン:必要
技術プログラム検証:必要(3件)
AWSVPクラスによるビジネスレビュー:必要
公開事例:6件
顧客満足度アンケート回答数:30名
★上記の要件を6か月満たし続ける必要あり
AWSに馴染みのない方には、聞き慣れない文字列もあるかと...
特に認定資格についてはチンプンカンプンだと思います。
AWSの認定資格については、後日別の記事で詳しく書きたいと思いますがAWSは独自の資格試験を設けています。
資格試験に合格すれば、その認定資格を得る事が出来るのですがこれが難しい...
難易度が低い順に『プラクティショナー』『アソシエイト』『プロフェッショナル』となっているのですが、アソシエイトレベルの試験でも、きちんと勉強をしないと普段AWSを触っているエンジニアでも落ちます。
そんな資格試験に複数名が合格する必要があるので、セレクトパートナーになるだけでも一苦労です。
つまり、AWSはパートナーにも常に高いレベルを要求しているという事です。
セレクトパートナー以上に登録されている企業は本気でAWSを使ってお客様の支援をしている企業と見て、まず間違い無いでしょう。
4.さいごに
AWSのパートナーネットワークについて、大枠は理解いただけたでしょうか。
ちなみに、プレミアパートナーは日本に10社しかありません...
非常に高い壁ですが、ディーネットもプレミア昇格を目指して日々邁進していきます!
それでは、また来週!!
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