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【2020年6月版】ポーカースターズ(PokerStars)のレークバックについて

この文章は、2020年6月現在のポーカースターズ (PokerStars https://www.pokerstars.com/ 以下スターズと記載)のレークバックシステムについてまとめたものです。
ここで述べるレークバックシステムは、払ったレークに対して割合で返金をするもののみを示す狭義のものではなく、他のプロモーション・リワード等を含めた広義の意味でのものになります。
また、スターズのレークバックシステムに関しては公開されている分と個別に各プレイヤーにオファーされている分があるので、個別オファー分に関しては推測的な部分もあるので必ずしも正確な内容であることを保証するものではないことをご了承ください。
100円の設定になってますが、スケベ心で設定してみただけで別に払わなくても全文読めます。こっちで投げ銭されるよりスターズでトランスファーされる方が嬉しい感ある。

0.レークバックについてのスターズの公式説明

https://www.pokerstars.com/ja/help/articles/no-rakeback-info/74274/
まず、スターズの公式な声明としてのレークバックについての説明は以下のようになります。

当サイトではリウォードとしてレーキバックを提供していません。

うるせーBAKA!ってか、トップクラスの基本レーキってトップクラスにがめついって事なんですかね?、と言いたくなりますがそれはともかく。
これは狭義のレークバックについて述べたものですので、実際にはそれに変わるレークバックシステムがあります。ちなみに後述しますが、直接のレーキバックに相当するものもあります。そういうとこやぞスターズ。

1.Stars Rewards

https://www.pokerstars.com/ja/stars-rewards/
ボックスとか箱とか言われてる現在のスターズのレークバックシステムの基本部分です。簡単に説明をすると、
・箱ごとに定められたリウォード ポイントを稼ぐ(=レークを払う)事で箱が開けられる。箱の中には様々な種類のリウォードが入っている、というか額は決まってるけどそれがStarsCoin(所謂レークバックポイント)で払われるのか、生ドルなのかT(トーナメント)ドルなのかチケットで払われるのかは決まってない状態。
・箱は6種類あり安い方から順にブルー・ブロンズ・シルバー・ゴールド・ダイヤモンド・ブラック。高位の箱になるほど開くのに必要なリウォードポイントも多くなる。
・28日以内に同じ箱を10箱開けると一つ上位の箱になる。逆に28日間に1箱も開けられないと貯めたポイントは破棄され一つ下位の箱になる。
というものになります。なお、箱の中に入ってる賞金額はランダムです。比率は公開されていてサイト内にも記載がありますがキャプチャしたものをここにも張っておきます。

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さて、ここからが本題ですが、このシステムのレークバック率はどのくらいなんでしょうか?もちろん箱の中のリウォードがランダムである以上ブレは生じるんですが期待値ベースで。ちなみに公式サイトには乗ってないです、ふぁっきんすたーず。

この計算のためにまず各箱のリウォードの期待値を出します。まあ、上記の表の数字を計算していけばいいんですが、

・ブルー:$0.60
・ブロンズ:$1.20
・シルバー:$3.00
・ゴールド:$10.00
・ダイヤモンド:$25.00
・ブラック:$70.00

という感じで100/1,000のところが期待値です。10回中8回は期待値未満がでてくるって考えるとクソみたいな気分にしかならないですね!

あとは各箱を開けるのに必要なリウォードポイントがわかればレークバック率がでます、が、載ってません。非公開なんですよ。というか人によって同じ箱でも開くのに必要なポイントが違います。
(これに限らず、現在のスターズのレークバックシステムのいろいろな部分が個人個人で数字が違っていたり対象の有無が違ったりしてるので非常に把握するのがめんどくさくなってます。)
で、実際のところどうなのかと思い周囲のプレイヤーに聞き取り調査を行ったところ、数字の多少の違いはありますが基本的に3パターンに別れてるっぽいです。下の図は聞き取りして出てきた箱の必要ポイント数の例です。

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まだ調査数が足りてなくて色々スカスカなので、他にもこうだったっていう情報があったら教えてほしいのですが、それはともかくとして。

まずレークバック率に注目してほしいんですが、16~17%前後の箱・6~8%前後の箱・2%前後の箱の3種類があるのがおわかりいただけると思います。天国モード・通常モード・地獄モードって感じでしょうか。
(ちなみにMTTのレーキは45%分しか箱を開けるのに換算してくれないのでMTTしか打たない場合は一番右側のレークバック率になります。MTT中心の筆者はもろにこの影響を食らっておりくたばりそうです)
また、これもイメージだけだと誤解しがちなポイントですが、箱の種類が上位になっても基本的にレークバック率は上がりません。例えば一番きつい地獄モードの場合、どの箱でもRB率2%ちょいです。スパノバになれば30%バック確定みたいな牧歌的なレークバックはもう無いのです。
じゃあどういった基準で必要ポイントが割り振られるのかですが、当然これも非公開です。おそらく短期・中期・ライフタイムでの成績が考慮されているとは思います。大きなMTT勝ったらその後箱のノルマが上がったみたいな話はよく聞きますし、所謂勝ち組っぽい人達のRB率は地獄モードだったりすることが多かったりするので。後は一日3回スターズへのお祈りを欠かさないと設定が良くなるとか?……真に受けてはいけないですヨ。

そんなわけでStars Rewardsのレークバック率は0.9~17%ぐらいの間でその人の成績やらなんやらで変わってくるというのが答えになります。

2.オープンプロモーション

https://www.pokerstars.com/ja/poker/promotions/
Stars Rewards以外にも色々なプロモーションが用意されています。そのうち『サイトで詳細が公開されているもの』に関しては、原則全員が対象になるものと思っていただいて問題ないかと思われます。簡単な区分としては、

・キャッシュゲームミッション
・初回入金ボーナス
・各種リーダーボード
・箱開けミッション

といった辺りがメインになります。
キャッシュゲームミッションは、種類が色々ありますがCardexとかCardHuntといったキャッシュゲーム中に特定の条件を満たすことで賞金がもらえるものです。
箱開けミッションは毎回仔細は変わってくるのですが、上記Stars Rewardsのボックスを開く際に通常のリワードとは別にプロモーション用のポイントが加算され、そのポイントを一定数貯めることで報酬が獲得できるというのが基本的な仕組みになってます。

ただまあ、全プレイヤー対象のプロモーションとか言い方があれですがだいたいしょっぱい物が多いんですよね。『最大5000ドルが当たります!!(確率0.002%)』とか言われても「あ、はい……」という感想にしかならんというかなんというか。まあ、通常のプレイのおまけ程度に考えておくのが無難ではないかと思います。

余談として、プロモーションの中に入るのかは微妙なポジションではあるけどみんな大好きThe Dealなんてのもありますね。体の良いコイン回収企画では?と思う人もいるかも知れませんが、1日2回7コインずつ賭ける分にはそのうちくるジャックポットの分け前回収分のほうがだいたい大きいのでほぼほぼ+EVだったりもします。
あと、MTTの一部で賞金がAddされていたり(主にサテライト)、開始数分後に抽選を行って一部の卓のプレイヤーにチケットを配ったりとかやってる物があり、こういうのもプロモの一環と言えるかと思います。

3.個別オファープロモーション

上記のような公開されているプロモーション以外にも、各プレイヤーに個別にオファーされるプロモーションもあります。これもいくつか種類があり、

・入金ボーナス
・レーキバックチャレンジ
・その他 個別プレゼント等

といったようなものが観測されています。いかんせん個別オファーなので全容は正直わからないです。

入金ボーナスは初回ではない再入金に対してのオファーで、入金額の何%かをキャッシュボーナスあるいはカジノボーナスなどで付与するものです。まあ定番のやつですね。

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こんな感じです。これはスターズカジノの方ですが、ポーカー側でもあるかと思われます。これは40%ボーナス付きですが、率などは当然人と時期によって変わってきます。昔だと特定MTTのチケットがついてくるなんてのもよくありましたね。


で、レーキバックチャレンジの話なんですが。ところで冒頭のスターズくんのサイトの説明ご覧になりましたか?

当サイトではリウォードとしてレーキバックを提供していません。

提供してんじゃねえかああぁ!いやまあ確かに厳密な従量制レーキバックじゃないけどさぁ……。
というわけで、PokerChallengeという名目でレーキバックチャレンジが提供されることがあります。これは期間内(原則一ヶ月)に一定量のRedemption Pointというのを貯めることで報酬がもらえるものです。上記Stars Rewardsのポイントとは別カウントで(つまり同時に)貯まるもので、レーキ$1につき5ポイント貯まるような仕組みです。
余談ですがRedemption PointはStars RewardsのポイントとはちがってMTTのレーキでも通常のカウントで計算されます。

このPokerChallengeですが、だいたいそのプレイヤーの過去数ヶ月~1年ぐらいの支払ってるレーキ額の月間平均に3割前後ぐらい?(推測なんで数字は当てにしないでくください)プラスしたところが目標数字になってることが多いっぽいです。要するにその人の通常のプレイのままだと達成できない、でも頑張ったらなんとかなるかなあ……ってぐらいの数字がだいたい提示されるようです。達成できないと何ももらえないのでやむなくプレイ量を増やすかレートを上げるかする……というよくある罠ですね。

その代わりにレーキバックの率は高く、これまでここ数ヶ月は金額の大小の違いはあれこのプロモーションのレーキバック率は一律に40%でした。通常の箱の還元率に上乗せして40%があるわけですからそりゃでかいですよね。

これが6月に入り新たな展開を見せる事になります。一部のプレイヤーに二段階方式でのレークバックチャレンジが提供されるように。低い方の達成で30%、高い方の達成で50%のレークバックになる計算です。

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こんな感じです。50%バックとかデカすぎでしょマジで。どういう事なの……。当然通常のStars Rewardsの方も加算されるので、合計レーキバック率は51~68%程度になります。格差社会!
まあ、これがどういったプレイヤーに適用されるかどうかは神のみぞ知る……ではなくスターズのみぞ知るところですのでいかんともしがたいところですね。

その他の個別のプレゼントというのは、わかりやすいところでは誕生日にボーナスでボックスが貰えたりします。中身は当然人によって様々です。他にもスターズ独自の基準でものを配ったりしてることがあります。
あと、人によっては本人確認書類を提出するとキャッシュプレゼント何ていうケースもあったようで、世の中太い客には手厚いサポートが行き渡るんやなぁ……というのを実感してしまいますね。まさに格差社会!

そんなわけでスターズのレーキバックについて書いてみました。いかがでしたか?(一度言ってみたかった)
他にもスターズカジノの方でも一応プロモ的なものはあったりはするわけなんですが、そこの解説はまあまたの機会に。自分が知る限りではそんな大したのはなさそうなんですが。
しかしまああれですよ、こうまとめて文章にしてくとふつふつと湧き上がる感情があってですね、それを書いておくことで締めとしたいと思います。

なんで俺2%やねんもっとマシなレーキバックをよこせ Fxxk PokerStars!!

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