10年来のボカロ好きが樋口楓1stライブ「Kaede Higuchi 1st Live “KANA-DERO”」に行ってきた話
1.はじめに
この記事は2019年1月12日に開催された「Kaede Higuchi 1st Live “KANA-DERO”」に行ってきた感想文です。ボカロ好きが行ったからと言っても別にどっちが良かったとか書くつもりはないし、過度な比較に意味は無いので。こういう考えもあるのかーと流し見する程度でお願いします!じゃあなんでそんなタイトルなんだよ、と思われるかもだけど、そういう人から見たらこういう感想になるという事を伝えたかった!
2.自己紹介
Twitterを見てくれ大体書いてある。本業はVR大好きのマン。中学3年の時からボカロを聞き始めて、初めてライブに行ったのは高校一年の頃冬(ミクの日感謝祭)。それ以降ボカロにどっぷりで、国内のコンサートは(数年前まで)ほぼ欠かさずに参加していた。樋口楓さんを追い始めたのは2018年3月からで、月ノ美兎の放課後ラジオ を見て声に惚れて他の動画も見始めた(関西弁大好き)。キレながらゲームやる姿とか愚痴をこぼしながらオール配信するのとか自分の企画で自滅する姿とかそういうのがとても新鮮でハマってしまった。そこからほとんど欠かさず配信は見ているし、通勤時も曲も聞くようになった。帰宅が配信に間に合わない時は職場でも見ていたりするほどにどっぷりな人です。
3.ライブ開始まで
大阪は数回行ったことがあって、yahooとか楽天のホテル付のプランでJAL使って行くのが新幹線より安いと学んでいた。なので今回も飛行機で大阪へ(JALだと人権(wifi)あるし飛行機大好きマンなので)。1時間くらいで着くので空港行く電車含めても新幹線より早いんですよね。大阪着いてお好み焼き食べた(行ったのは梅田の美舟というお店)。物販がシビアそうという情報が来たので、念のため梅田ドンキでサイリウムを購入(結局物販は無理だったのでこのサイリウムを使った。)。移動して会場方面のロッカーが空いてなくて焦ったが、めちゃくちゃ空いてるところを検索してちゃんと預けられた(どこに預けたか興味ある人はTwitter遡ってください)。検索力大事。ちょうど入場開始したあたりでZepp OSAKAに到着、そのまま入場へ。番号ごとに入場するのはZepp Tokyoで経験していたので同じかな?と思ってたけど同じだった。この並び方はZepp共通なのかな。入場後の位置取りは後方の一段上がった左側の後方の手すり前に。ミクさんのコンサートで身長低いとステージ全然見えないのと、ぶつかるのもぶつかられるのも申し訳ねぇというのを学んでいたための位置取り。経験は生きる。ただ、どの位置に居てもそうだとは思うけど、オールスタンディングは一度出ると入れなくなるので気を付けて。万が一かき分けていく際は手を挙げて大きな声で通りますと言うと大体道は開かれる(開けてくれた方々ホントありがとうございました...)。結果的に整理番号3ケタ後半だったけど、良い場所で見れたので、皆様方も参考に。
4.ライブ中
前座のアナウンスは勇気ちひろさん(関連動画だとでろちーコラボの後のミラティブ配信が個人的に神回)。関西勢で仲いいしなるほどなぁという感じだった。曲は全部よかったのだけど特に最初の「Maple」は驚いた。「Harmony!!」が来ると予想してて、まさかやると思ってなかったので。あと「響鳴」はホントにブチ上がるので大好き。めっちゃテンションが上がってしまう。ラストの「奏でろ音楽!!!」もすごいよかった。よかったしか言えないレベルで非常によかったので、どうだった?と言われても最高だったとしか答えられないんだよなぁ。最高のライブは中身を忘れるタイプなのでよかったしか覚えてないので感想の語彙力がアレ。でも一番記憶に残っているのはコールとかを引っ張っていく樋口楓さんのMC力。盛り上げ方が非常に良いと思ったしかなり新鮮だった(初音ミクさんはひっぱれないので..)。場の盛り上げ方が慣れてるなーという感じだった。アレで初ライブとかすげぇ才能だなと思いつつ聞いていた。ライブに限らないけど場の一体感というかまとめるのがとても上手い。
ゲストで凛先輩、委員長、えるさんが出演していたのだけど、それぞれ個性がちゃんと出ていて流石だなぁと思った。個人的には一番緊張するのはえるさんという印象だったけど、言動見てると凛先輩が一番緊張してた?というイメージだった。特に個性出てるのは動きの部分で、モーキャプの精度が良いのですごい良くわかる。えるさんのオタクムーブはすごい笑ってしまったし、委員長はちょこちょこ動くなぁという感じだし、凛先輩は動きが硬い感じで、樋口楓さんはずっと動いてる印象だった。REALITYの配信は見ているけど、あたらめて見ると面白いなぁと思った。初音ミクさんみたいにキレッキレの動きではないんだけど、むしろ人間味があるなぁという印象を受けた。ライブ的にそれがいいのかというと恐らく意見は分かれるのだろうけど、個人的にはあぁちゃんと普通の人なんだなぁと安心する...
あと仕事上というかシステム周りが気になってしまうので、モーキャプ何を使ってるのかな?とか邪推してしまう。特に今回は足回りの挙動がかなり綺麗だった印象。場所の問題かもしれないけど、樋口楓さんとその他ゲストでトラッキングの精度が若干違うような気がした。ゲスト3人はトラッキング外れる頻度が高かったような?とはいえ流石にトラッキング精度とか髪の物理挙動は完全録画のミクさんを見た後だと若干違和感は感じた。回数重ねたり技術的に進めば改善されるだろうけど、そういうのが気になってしまうのが僕の悪い癖。あとスクリーンが透過スクリーンではなかったのでかなり心配だったけど見ている限り許容範囲だったので安心した(確かスクリーンでやった初音ミク ライブパーティーは画質粗くて炎上した記憶が?)。でも透過の方がくっきりはっきりとは見えるので、いつか透過スクリーンで見たいなぁ...(透過だと価格が全然違うのは分かるが...)
5.終わった後
終わった後はすごい良かったという感情よりも、無事に終わったんだ...という安心感で言葉が出なかった。仕事でVRとかモーキャプの展示とかイベントの運営とかをよくやってるのだけど昔から本番は魔物が潜むと言われていて、現地で動かないみたいなことが普通によくある。初音ミクのライブでもまれに機材トラブルとかがある。それを知っているとホントに気が気ではないし、全編録画でやるんじゃないかと覚悟をしていた。ふたを開けてみれば全編生配信で大きなトラブルもなく終わって泣きそうになってしまった。後日Twitterで本番に強いと噂の某社がシステム周りを担当していたらしいと知ってなるほどなぁとなった。
終わった後は串カツを食べてホテルに(串かつ料理 活というお店。ちょっと高いけど出てくるものが全部おいしい)。翌日は心斎橋~天王寺までの大体の観光地を歩いて回った。観光地のご飯屋さんは感覚で選ぶとえらい目に合う事もあるのでTwitterで聞くかGoogleで検索しような...。良い運動してゆっくりお好み焼き食べてたら飛行機に乗り遅れそうになった。梅田から伊丹空港までは意外と距離あるから気を付けてね。羽田に無事について今回は無事に終了でした。
6.こうなったらいいなとかいう願望
参加してみてこういうのあったらさらに良くなるのでは?と思ったことをまとめて書いておく!(じゃあお前がやれよ!という意見は聞かぬ)
・コールとかの練習イベント
今回コールとかも事前にアナウンスはあったけど、結構難易度が高かった気がする...。出来てる人は出来ていたが、もう少しみんなでノって行ければなぁとは思った(僕もコール分からん部分がそれなりにはあった...)。樋口楓さんはじめとする演者さんがかなり引っ張ってくれたのでものすごく助かったが、事前にみんなで練習する会みたいなのあればなぁと思ってしまった。ただ、そんなのどうやるのよ?と言われると僕にも分からねぇ...。リアル会場でやるのは本番やるのと変わらんし、clusterをはじめとするソーシャルVRでやるのは技術的なハードルやそもそもVRであのリアルの感じはまだ出せないみたいな部分があるのでうーんという感じ。誰かいい案あったら教えてくれぇ。というかコール表みたいなのもグッズでほしいなぁ...。
・非公式大規模オフ会
需要あるんだろうか?初音ミクのコンサートの時はそれが普通にあったので当たり前という気がしていて、本当に非公式オフ会のスタッフさんはすげぇなぁと思っていた。だからにじさんじイベントでもファン同士交流できるイベントがあってもいいのではという気がした。高校一年の時に初めてライブ行ったときはずっと一人だったのはすごい寂しかったんだよね(よく一人で行ったなとはいまだに思う)。そのあとオフ会とか参加してどんどん知り合いが増えて、とりあえずノープランでライブ行っても誰かに会うでしょ!みたいになった時が最高に楽しかった。ボカロから離れてもいまだにつながりある人もいるので、よい友達ができたんですよ。なのでそういうのにじさんじファンの人たちにも経験して欲しいんですよホント。まぁじゃああなたが運営やってくださいと言われたらやっちゃうかぁ...という気持ちもなきにしもあらず...。でもこういうの本気で熱量ある人が引っ張って行かないと長続きしないので、難しさがある(僕は飽きっぽいので...)
・事前物販
Boothで事前物販とか普通にできそう。転売とか防止にもなりそうだし、パーカーとか着るもの系(今回は無かったけど特にTシャツ)は家から着ていくとスムーズな気はする。あともうすぐイベントなのか!とかそういう気分になれそう。できない、やらない理由とかあるのかもだけど、お願いしたいなぁ。
7.おわりに
最高のイベントをありがとう樋口楓さん、ありがとういちから。
本当に樋口楓さんを知って追ってきてよかったなと思えるイベントだったので、ぜひとも次回も...!! でも実際いちからさんがこのイベント決めたの英断だと思うんですよ...スタートアップとかは余計なことをするとすぐに会社がなくなるのは分かってるので、手軽に「やりたい」を実現するのってかなり難しい気がするんですよ...。そんな中樋口楓さんのやりたいを叶えてくれて本当にありがとうございます...。非常に良い会社だと思っています...
そしてこういう感想文を書いてはいるけど、終わってから振り返りというのをあまりしないで、次のことを考える派なのです。なので次はどうなるのかなぁとずっと考えてる。どういうイベントをやるのかな?どうなっていくのかな?と考えながら自分が何ができるのかなぁとぼんやり考えてます。まったく違う形でも何かできればなと思ってるけど、どうすりゃいいのかは分からん!気長に考えよう!
最後まで読んでくれた人には非常に感謝!この感想文が何かの役に立てば幸いです。最後にチケットを取ってくれて、大阪旅行まで付き合ってくれたT氏にも感謝。みと夏の時も知り合いに取ってもらったので、次回こそは自分でチケットを取るぞ。
樋口楓さん最高の時間をありがとう。これからも陰ながら応援させていただきます!