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僕なりの「いじり」

どうも、センサールマンの山﨑仕事人でございます🐈
今日の記事は、「正解か不正解かは置いておいて、せめてちゃんと考えてからいじろうね!!言いたい衝動だけでいじるなよ!!」みたいな、だいたいそんな感じの内容です。

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僕には愛の感情がない

お笑いにおける「いじり」に関しては昔からいろいろと言われております。

よく議論されるのが「いじり」と「いじめ」の境界線は?みたいなことでしょうか。
これに関して「愛の有る無し」が大事だと言われがちですが、正直僕はその辺よく分からんのですよね。
感情が欠落しているのか、感性が鈍いのか、お笑い能力が低いのか、理由は分かりませんが「いじり」に対して愛の有無を感じたことがありません。
僕の中にあるのは「面白い/面白くない」とか「ウケる/ウケない」とか「上手い/上手くない」とか、それだけです。

だもんで、自分が誰かをいじる時にもそこにしか評価基準がありません。
そのいじりをすることで相手がどう感じかを慮ることができないんですね。

どうやらいじりが下手らしい

若手の頃(今も若手のつもりですが!)、周囲の芸人をいじって嫌われることが多くありました。
他の皆からガンガンいじられてる芸人が僕のいじりは嫌がるんです。
正直当時は「なんでなん!?」と怒ったり落ち込んだりしたものです。

いつからか自分にはいじる才能がない(どころかむしろ相手を不快にさせる)という事実を受け入れて、それなりの対応をするようになりました。
最初は自分の選択肢からいじりを捨てました。
分からないくらいならいっそやらないでおこうと。

しかし、お笑いをやっていく中でいじりを完全に捨てるというのはなかなか難儀でして、考え直しました。
やっぱりいじりは使おうと。

いじる覚悟

いじりを解禁するにあたっては2つのことを決めました。

①嫌われてもいい
②責任は自分にある

です。


こちらはそのまんま。
元々嫌われる原因になってたことを再開するわけなので、そりゃそうでしょう。
もちろん意図的に傷付けたり不快にさせたりしようとは思いませんし、そうならないよう配慮はしますが、結果としてそうなった場合は仕方がないなと。


こちらは、感情の部分が分からずお笑いの部分にしか意識がいかないのであれば、せめてそこの責任だけは強く感じようという覚悟です。
いじる時は「絶対に笑いにするぞ!」という気持ちでいじろうと。
その上で「ウケたら相手のおかげ」で「スベったら自分のせい」だと考えるようにしました。
せめて「お笑い的」には「相手のため」のいじりであろうということです。

このスタンスが正解だとは思いませんが、自分にできる最大限かなと。
そう思ってやっています。

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