個人店でもチェーン店でも大事な「忘れられない努力」
毎年たくさんのお店が開店して閉店していきます。
特に水商売系はそれが顕著です。
他にも街中にあったお店がいつの間にか潰れているのを目にした方も多いと思います。
生き残るお店と潰れるお店の違いはなんなのでしょうか。
生き残るお店と潰れるお店の特徴
あなたもこれまで飲食系や物販系問わず店舗に訪れた経験が沢山あると思いますが、なんか良いなというお店が少なからずあると思います。
雰囲気が良かったり、スタッフの表情が良かったり、接客態度が良かったり。
逆にもうここは来たくないなというお店もあると思います。
飲食店なのにテーブルの上にゴキブリが這っている、店員さんの言葉遣いが乱暴で居心地が悪いなど。
実際、私も人気の飲食店ということで紹介されていたお店に行ったことがあるのですが、個人的には何年も経っていますが二度と行きたくないと思っています。
理由は壁がトタンでできているのですがその隙間やイスが木製で割れ目が所々あるイスの割れ目から複数匹のゴキブリが動いていたからです。
いくら人気で料理自体は美味しいのかもしれないですが私にとっては雰囲気が悪く料理を食べる前に退店しました。
上記は一例ですが、潰れるお店とそうじゃないお店の違いは大きく分けると「スタッフの接客」「雰囲気」という2つの項目で決まってきます。
生き残るお店のスタッフの接客と雰囲気とは
店舗経営者でも最初こそ接客に、雰囲気作りに力を入れていても、スタッフを入れ始めたり月日が経ってあれやこれや勉強すると最初の接客方針や雰囲気とはブレてくることが多々あります。
例えば、回転率重視のお店にしないといけないのに居心地の良い空間を作って長く滞在してもらうビジネスモデルと混同した施策を実施してしまったり、高単価路線の商売をしているのにディスカウントをし続けていたり。学んだことと自分のビジネスの内容との乖離で雰囲気がブレるということです。
生き残るお店は余計なことをせず、コンセプトに合った提供したい雰囲気を適切に提供しています。
次に接客ですが、基本的には柔和な表情で明るく寄り添って接客してくれる方が好まれます。
良いお店のスタッフは+1のアクションができていて、例えば店舗ビジネスでは定番の挨拶の「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」という一言も流れ作業のように発している方がほとんどですが「いらっしゃいませ、何か気になるものがあればお声がけくださいね!」「ありがとうございました!お昼からも頑張ってくださいね!」などの+1をしているお店は良いお店です。
最後に、スタッフや雰囲気も大事ですが何よりも大事なのは「忘れられない努力」です。
お客様がお店に来なくなる理由で多いのは「なんとなく」です。
沢山のお店が誕生してSNSでも毎日さまざまなお店が紹介されています。
その中で忘れられない努力を忘れてしまっているお店は自然と淘汰されていきます。
どれだけご飯が美味しくても接客が良くても雰囲気が良くても忘れられていたり、知られていなければ潰れてしまいます。
どうすればお客様に「忘れられないのか」を考えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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