「ビートルズなんて、もうウンザリだ」⑪[Taxman]新MV公開!
おはようございます。
今日はお休みですが、4時半に起きてしまいました。
朝方から、いいかげん、もうウンザリだと言いつつ「YOUTUBE」でビートルズを検索しておりました。
なんと、7日前に「Taxman」の新MVが公開されているではありませんか!!
うかつでした。
当時のサイケな雰囲気が再現されていて、いいんじゃないでしょうか。
新しい世代にもアピールできるでしょう。
強いて言えば、アニメーションが綺麗すぎるので、昔風に画質を落としてほしかったかな?
まあ、個人の趣味の問題ですので、制作された方には敬意を表したいと思います。
本音を言えば、ビートルズの音楽の部分にしか興味がないのですけど。
2022/10/28に、アルバム『リボルバー』が、新たなステレオおよびドルビーアトモス・ミックスと、オリジナルのモノ・ミックスで発売されます。
拡張版には、未発表のセッション・レコーディングやデモ音源、加えて「ペイパーバック・ライター」と「レイン」のEPも収録。
とのことです。楽しみですね。
「TAXMAN」は既にYOUTUBEなど公開されています。
今回のリミックスはステレオ盤を元にしているようです。
モノ盤とステレオ盤はバージョンが少し違うそうで、マニアの方にとっては賛否分かれるところでしょう。
当時、ビートルズはモノバージョンを大切にしていて、ステレオ盤はついでのようにしか考えていませんでした。
ですのでモノバージョンこそ、メンバーたちの本気のバージョンなのです。
と言いつつ、私はまだそこまでのレベルに達していません。
でも、最近何かの曲をステレオとモノを聴き比べてみたときに、音の塊感が違うというか、迫力があってモノの方がいいなと思いました。
当時はステレオ技術とか考え方がまだ成熟していなくて、左右の音の配分が変てこな場合が多いですからね。
2022年のリミックスですが、デミックス?という最新の技術が使われているそうです。
その頃は4トラックしかなくて、1つのトラックにいくつもの楽器や声が入っていました。
なので、ある楽器の音を上げると他の音も上がってしまうなど、リミックスするにも制約があったのですね。
しかし、今回はAI技術で、楽器の音や声を憶えさせて、その音だけを抽出・分離した上でMIXし直したという話です。
映画「GET BACK」で編み出された手法とのこと。
簡単に書いていますが、画期的な技術と言えるでしょう。
ですので、これまでのリミックスとは根本からして違うのです。
曲を聴いてみますと、その効果は抜群だと思います。
特にベースの音が凄いです。曖昧にしか聞えなかった音がくっきりしてブンブン鳴ってます。
それにしてもビートルズは音色のチョイスが抜群ですね。
どの楽器に注目しても、かっこよくて聴き入ってしまいます。
エンジニアのジェフ・エメリックの力量もすごかったと聞きます。
彼はメンバーの注文に応えて、様々な録音手法を編み出したそうです。
特にジョンの注文は曖昧というかイメージ的すぎて大変だったみたいですよ。
この頃のビートルズはドラッグにはまって、その影響が著しいと聞きます。
曲の発想については、そうかもしれませんが、演奏や歌はラリってできるものではありません。
しかし、相当集中しないと「リボルバー」のような名盤は作れないでしょう。
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