非番 其の二 五里霧中 菊池でラーメンと阿蘇と鶏の刺身
振り返れないにもほどがある
こんなに振り返らなければ
振り返ってもヤツはもういないだろう
熊本帰省ライブの しかも
非番の(ライブがない)日の振り返りができてないのは
非番の日に書かなかったからだろう
久々の帰省に父や母が喜び
それでも熊本滞在の4日間中
2日はライブが入っていたので
非番の2日間は余すとこなくもてなしてくれた
お出かけの後には酒宴が続くので
更に振り返れない
熊本の一部での酒宴「ノミカタ」の重要度は高い
父が幼い頃から
「飲み会」ではなく「ノミカタ」なのだと言う
酒の飲み方の練習をするとでも言うのだろうか
「事務方」みたいに酒に強い役職とでもいうのだろうか
こんな馬鹿なことを妄想していると
さらに全然振り返れないので
とりあえずそういう重要な神事の為に
振り返りが書けなかったと思って欲しい
異論は認めます
熊本帰省の翌日10月23日(水)は
阿蘇へ回るコースでお願いした
帰省した非番の日父は朝から
「どこか行きたかとこはなかつや
(どこか行きたいところはないのか?)」
と必ず言う
父と母と一緒にどこかへ出かけよう
という意味だ
父は台湾の台中で生まれ
日本に引き揚げて来たあと
祖父の地元だった菊池市の龍門という地域で育った
祖父たちのお墓もそこにあるので
菊池での墓参りから阿蘇へ回るコースをお願いした
菊池という場所は平安とか室町とかの頃は
相当な力を持った豪族がいたところらしい
昭和の頃は温泉街としてかなり栄えていて
僕の祖母もこの温泉街に住んで
お風呂の掃除のお仕事をしていた
いまはかなりシワシワな地域だが
今回訪れたら
新しいお店もチラホラできていて
かなり美味しい豚骨ラーメンも食えた
店の外観はもちろん撮り忘れた訳だけど
「桂仙」という
熊本ラーメンの老舗「桂花」を思わせる名前だが
熊本ラーメンの元になった久留米ラーメンらしい
注文で麺の硬さは指定できず
「当店では硬めでの提供です」
的な張り紙がされていたが
僕の好みよりはかなりやわかった
がっかりしつつも替え玉で来た麺は
(替え玉したのかよ!)
超好みの硬さだったので
結果大好きな店となった
エミューが20羽くらい逃げだして話題になった
あの施設も菊池にあるのだが
定休日で残念エミューだった
阿蘇にさしかかり
赤牛がほうぼくされているが
どうやら霧が深い
カルデラみ 外輪山感が深いスポットでは
うっすら晴れてくれたが
目的の草千里は全滅
その下の米塚はこの快晴
どないやねん
飛んでおいた
帰宅後 ノミカタ開始
九州では昔々から鶏肉の刺し身文化が深く
スナギモをスナズリと呼んで刺し身で食べる
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