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GoldenLeverを知ったきっかけ

---ナスレバーあれこれ

MASTERCUPで韓国レバーを気軽に購入できるブースがAttasaさんにより設置され、興味を持ってはいたものの敷居の高さに諦めていた多くの鉄拳プレイヤーが韓国レバーを購入するきっかけになりました。
そちらで販売されていたのはCROWN社製の韓国レバーで、「CrazyDongpal」氏監修、そして「Helpme」氏といった有名プレイヤー監修のもと作られた二種類のレバーでした。

日本勢にとっては鉄拳のアーケード筐体の仕様が三和レバーがデフォルトなので、慣れ親しんでいるのは三和レバーなのですが、韓国勢や他海外の地域ではそれぞれ現地の仕様があります。
その中でも鉄拳修羅の国、お隣の韓国で使われている韓国レバー、通称「ナスレバー」は、場所によっては日本のゲーセンの筐体に装着されていたり、私たちにとっても触れる機会がそこそこにありました。

そんな中、MASTERCUP.10が昨年開催され、物販ブースにてATTASAさんが上記二種類の韓国レバーを販売し「興味はあったものの、わざわざ通販する程ではない勢」に突き刺さり、現地販売分だけではなくネット販売分の在庫まで売り切れていました。
一昔前に比べるとSNSなどの普及で情報拡散速度が飛躍的に上がっているのも一つの要因でしょう。

---インドネシアで凄いレバー作ってる人がいる

イベント参加や大会参加で実はインドネシアにはもう4.5回行っているんですが、現地の方々との交流も深まってきたころに唐突にコミュニティから「三和レバー改造用の自作バネ」なるモノを手渡されます。
 実は半年程そのバネは放置していたのですが、ある日気になって装着してみたらそれだけでも技の暴発が減り、感動して製作者にDMしたのがGoldenLeverとの出会いです。

韓国のLowhigh選手がこのレバーを使っている事も知っていたのですが、購入には流石に至らず(インドネシアからレバーのみを購入するという概念がそもそも存在していなかった)、MASTERCUPで購入したナスレバーを使っていたものの、大体のナスレバー使用者が最初に感じる「斜めに入り辛い」、「手首が疲れる」等のテンプレ感想を抱いたまま使用していました。

そんな中、GoldenLever製作者のwazwuz氏とシンガポールで行われたSEAM2018で出会い、「GoldenLeverを是非使って感想を聞かせて欲しい」と1セット頂きました。

色々試してBattop(ナス型の持ち手)に落ち着いたのですが、最初はBalltopで試行錯誤。

カスタマイズを繰り返せば繰り返す程、段々と使い心地が良いレバーが出来上がっていくので、これまでアケコンのメンテすらまともにやっていなかった自分が、毎日底板を3回は外す生活になっていました…(私のHORI社製の”刃”は底面のネジが三周目です)

具体的にGoldenLeverが「どういったモノ」で「どの様に優れていているか」は次回の記事で詳しく紹介しますが、私の経緯としてはこんなところですね。

wazwus氏とはGoldenLeverがきっかけで知り合い、その後連絡を良くとりますが彼のFGC(ファイティングゲームコミュニティ)への熱意と理念に感銘を受け、私も近い将来日本で流通できるよう微力ながら手伝っておりました。(実際はステマしてただけで、TLを荒らしてしまって申し訳ない)
おかげさまで最近界隈ではとても有名な千石電商さんが代理店となり、GoldenLeverが日本でも発売される運びとなった様です。

GoldenLeverは在庫が入荷され、Twitterで告知されると世界中から注文が入り一瞬で売り切れます。ヨーロッパ、アジア、北米関係無しに一瞬です。

千石電商さんのツイートはこちらですね。
予約販売だそうな。

値段にビビりますよね。
今各国で流通しているレバーの平均価格の4・5倍はします。
なんならアケコン買えちゃうくらいですよね。
とはいえかなり注文があると思います。自分がGoldenLeverを装着したアケコンをイベント等に持参し、フィードバックを数々のプレイヤーから頂いていますがかなり好印象です。多分格闘ゲーマーはもっとデバイスに投資しても構わないと思ってる人がそもそも多いのかなと。

自分が知る限りのGoldenLeverの良さや値段の裏付け等は次回の記事に書こうと思います。
ここまで御覧頂きありがとうございました。

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