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「ガラス窓に書いた詩 」言葉


⭐︎ 51年前(高校3年生)の日記より ⭐︎

 ひとり部屋の中
 温もりで白くなったガラス窓に書いた詩
 次々に涙のように
 文字が水滴の流れとなり
 消えていきました

「ガラス窓に書いた詩 」言葉


うそをつく言葉なんてきらいだ
言葉はみんなにうそを言っている
あの女の子に言った
あの男の子に言った
そして…
うそは言っていないと
自分にうそを言った

ごまかしてしまう言葉なんてきらいだ
言葉はおのおのがごまかしの道具に使っている
友達をごまかした
お母さんをごまかした
そして…
ごまかしてなんかいないと
自分をごまかした

おどかす言葉なんてきらいだ
言葉はおどかして知らんぷりをする
お父さんをおどかす
僕をおどかす
そして…
おどかしてなんかいやしないと
自分をおどかす

人間ておかしな動物…
言葉を使う動物なんて見たこともない
他人はもちろん自分までも惑わしてしまうんだよ
川を泳ぐ魚を見たかい
空を飛ぶ小鳥を見たかい
自分の顔を隠してしまう言葉なんてないんだ
必要がないんだ

1973/2/5(月)に書いた詩(日記)
1〜2ページ
3ページ目



当時地方紙にも載せて頂き、感激しました

1973/2/12(火)地方紙・新潟日報に掲載



⭐︎ 51年前(高校3年生)の日記より ⭐︎
 詩を一編公開いたします

⭐︎ 「ガラス窓に書いた詩 」言葉⭐︎
 私の日記はよく詩を書いていました

⭐︎ 当時の地方紙に載せてもらいました ⭐︎

⭐︎ 恥ずかしながら幼稚な言葉使いです ⭐︎

⭐︎ 原文のままです ⭐︎


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