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【Tableau】DATA Saber を目指す
こんにちは。
情報通信系企業でエンジニアをしています、やまりんと申します。
Tableau歴は現在約8ヶ月(2024年4月より)。業務で扱う機会があり、まったくの初心者から始め、独学でVizをある程度作成できるようになってきたところです。
2024/12/18にDATA Saber試験へApplyしました。
このnoteは学び・気づき・反省などの備忘録として、そして同時に進捗を公開することで自身への戒めとして活用する予定です。
本日のテーマはこちら(次回以降はタイトルにテーマを記載します)
なぜDATA Saberを目指そうと思ったのか?
きっかけ
独学に限界を感じてきており、もっと体系的に学びたいと思って「Tableau 認定 資格」などで調べていました。そこで知ったのが「DATA Saber」でした。(なんだかかっこいい名前の認定制度があるぞ…!)くらいの感覚で出会いました。
本気出して考えてみた
データに溺れかけている世界を
その剣で守り導く救世主
データを通して世界を理解し、それを人に正しく伝える努力を怠らず、
人の心を動かし、行動を促す。これがDATA Saberである。
そんな軽い気持ちで出会ったDATA Saberですが、冒頭から「世界を救う救世主」と漫画の主人公のようなものだと書いてあります。いやいや、そんな大それたことは考えられていないぞと面食らいました。
なのでまず、具体的にはどういうことかを腹落ちさせないといけません。そして3ヶ月もプライベートの時間を割いて挑戦するなら、なぜ挑戦するのかはしっかりと考えようと思いました。
挑戦する理由①
自身の知識を証明するため
資格とは専門知識を学ぶために取得するものであると同時に、自身の知識を証明するためのものだと思っています。
私は新卒で不動産会社に入社し、そのまま営業担当として働いていました。そこそこ売上はあげていましたが、実をいうと「宅建士」の資格は持っておりません(重説などは上司任せでした)。丸3年で辞め、IT系企業に転職したので当時は特に気にしていませんでした。
ですが、もし今再び不動産業界に戻りたいと思っても、不動産営業の経験を証明するものは今は何もありません。
もう1つ、不動産営業ではお客様と物件購入後のライフプランシミュレーションをすることも多く、ファイナンスの知識習得も兼ねてFP2級の資格を取得しました。
難易度はさほど高くなく、キャリアに影響するかと言われると微妙かもしれませんが、少なくとも「ある程度のお金に関する知識がある」ことは証明できます。
そういう意味で、私が今年度の頭から独学で学んできたことが、DATA Saberの認定によってその知識が公的に認められることになります。
あわせてこの認定制度の「技術に関する十の試験」によって、準備された教材も手伝って、あらためて知識を体系的に学び直すことができると考えられます。
「データのその先の世界を見通す技術力」の証明はまさに私が欲する資格に合致します。
挑戦する理由②
データは使ってなんぼであると痛感したため
社内業務なので詳細は割愛しますが、簡単に言えばTableauで「開発進捗の可視化」ダッシュボードを作成しています。
新規に発足したPJで、私自身がTableauとはまったく縁のないところからのスタートだったため、当初は「このデータをどうやって可視化するか」にしか焦点があたっていませんでした。
苦労の甲斐もあり、ダッシュボード自体はそれなりに見れるものにはなりましたが「じゃあこのデータで何ができるの?」と問われ、回答に窮することになりました。
また、ダッシュボードを作ったはいいものの、それを利用する社内ユーザーもまだまだ少ない状況です。
これでは、データはただそこにあるだけで、何の役にも立っていません。Tableauのダッシュボードを綺麗に作るだけでは、私の業務は価値を生み出さないのだと気づきました。
作成したダッシュボード(プロダクト)の価値を見出すために必要なことは
データを収集・整形する
データを可視化する
分析・深堀りの方法がわかる/使いこなせる
Vizから何が問題かを把握できる
次のアクションが撃てる
そんなユーザーを増やす
であり、このために社内に向けてプレゼンし情報を発信し続けなければなりません。それはまさにデータドリブン文化を広めていくことに他ならないと思います。
「データドリブン文化を伝え、人々を導く力」の修行でまさに今必要なこの力を高め、それを証明したいと思います。
目下のところ目論んでいるのは、技術力と人々を導く力をもって、今作成しているプロダクトを最高のものにすることができればよいと考えています。
さいごに
DATA Saberになってどうしたいか、はあまり具体的には見えていません。パブリックなコミュニティで発信したり、Tableauやデータが好きなユーザーとの交流も楽しそうかも、とぼんやり思っている程度です。
なので、これについては認定を受けられた後考えてもいいのではと思います。
ただ、1つだけ、ダッシュボードを作っていて私がモットーにしていることがありますのでそれだけ記しておきます。
それは「見た目って大事」ということです。
デフォルトのちゃちなダッシュボードより、工夫を凝らしたスタイリッシュなダッシュボードの方が圧倒的に見たくなりませんか?
データドリブンな文化を広めるためには、データに馴染みのない人たちに、データを扱いたくなるようなダッシュボードを提供することも重要な要素だと考えています。
なんか触ってみたくなるデザイン、つまり"映える"Vizを作成することは、私がDATA Saberになったとしても常に心がけたいと思います。
以上、これから3ヶ月頑張ります。
師匠・同期の弟子の皆さん、よろしくお願いします!