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Living Anywhere Week in 会津磐梯vol.2に参加してきた

先日、1月28日(月)~30日(水)にかけて、LivingAnywhere in 会津磐梯というイベントに参加してきました。

LivingAnywhereとは

一般社団法人LivingAnywhereが主催している活動。

まさに「これからの時代の働き方・生き方」の1つを指し示す活動。
掲げているビジョン・ミッションにも、それが表れています。

「定住」という暮らし方のアタリマエを解放し、「自分らしくを、もっと自由に」な暮らしの実現を目指すプロジェクト。

今回は「LA Week」と題したイベントとなっており、日中は、快適な通信環境のもと各々がリモートワークをしたり、企業から複数名参加している場合は、現地で会議を行ったり。
基本的に、各自が業務のために自由に時間をつかっています。

その一方で、現地でしかできない"ならでは"の体験や、多様な人財が集うイベント"ならでは"の交流も、LA Weekの醍醐味です。


LivingAnywhereに参加した理由

参加のきっかけは、一般社団法人LivingAnywhereの理事をされていらっしゃる、株式会社LIFULLの井上高志社長と、弊社代表が元々ご縁があったことから。

じつは昨年の夏にも、会津磐梯で行われた「LA Week」に、代表+社員2名で参加していました。
▼前回開催時(2018年7月開催)

このイベント前には、一度も赴いたことがなかった、福島県磐梯町。

磐梯山の麓にある広大な自然。
その中にある施設で、「はじめまして」な人たちと一緒に、日中はリモートワークをして、ふとした瞬間の自然の美しさにみんなで感動したり、夜は地元福島の美味しい食材とお酒に舌鼓を打ったり。

とても色濃い時間だったことを思い出します。
そんな思い出があったので、冬の磐梯も楽しみに参加したわけでした。


Living Anywhere Week in 会津磐梯vol.2の感想

今回は、諸々あり1人で参加することに…若干の緊張を抱えながら参加してきました。笑
感想を一言でいうならば、「参加できてよかった!」
LivingAnywhere(以下、LA)を、ざっくり振り返ってみたいと思います。

■今回参加してみて感じた、4つのこと

1.多様性に溢れる"偶発的な出会い"が楽しめる

LAにおいて、まず特徴的なのは、多様な参加者ラインナップ。

経営者・役員・大学教授・プログラマー・クリエイター・カメラマン・会社員・スタートアップ・フリーランサー・地元の方々・主婦・子どもたち・大学生  etc…

書ききれない+そもそも、私自身がお会いしていないので、ここに記載できていない職種・業種の方々もたくさん参加されています。(今回は、参加者200名超えとの噂も聞きました…!)

また、滞在期間は人によってさまざま。今回のLA Week自体は、1週間開催されましたが、私は初日から2泊3日で参加をしてきました。
1泊で帰る人もいれば、1週間滞在する人も。言ってしまえば、人の出入りが激しく、毎日「はじめまして」と「さようなら、またどこかで!」の繰り返し。

このように書くと、慌ただしいようにも思えますが、ここがLAのいいところだな、と感じる部分。滞在期間が長ければ長いほど、たくさん新しいつながりが生まれる。しかも、日常的にはなかなか出会えない素敵で貴重なつながりも多い。仮に、参加者に知り合いがいたとしても、(聞かない限り)どの期間に参加するかわからない。

すべてが偶発的な出会いになる。

また、ビジネスに良い影響が及ぼされることも。夜な夜な行われるLAsalonという時間では、参加者が自分のビジネスや取り組みをプレゼンする時間があります。対話の中で意気投合すれば、新たなプロジェクトや投資の話が生まれる可能性も。

何かを生み出す力を持つ場であり、生み出さずとも「また会えた!」と「また会おう!」の関係ができる雰囲気が心地よかったです。

撮影:集合写真家 武市真拓 <リンク:https://sshonpo.com>


2.日中の仕事への向かい方が、各々本気。笑

恐らく皆さんが気になるであろう「本当に仕事してるのか?」問題。笑
実際に現場がどうなっていたかを、一応書いておくことにします。(社内メンバーも必読です。笑)

日中は、各々真面目に自分の仕事に取り組んでいます。
もちろん参加目的はさまざまなので、会津の自然を楽しんだり、この場でしか味わえない体験・食を楽しむ方もいますが、参加メンバーには私のような会社員も多く、仕事目的のメンバーは、朝食を済ませてから夕方まで、自分の業務を行っています。

通常、このような集団イベントの場合、アクティビティやディスカッションが組まれていて、実業務がなかなか進まないケースもある中、LAは自由度が高いため、仕事も問題なく進めることが出来ました。
普段のオフィス環境とは180°異なるこの環境だからこそ、集中力が高まり、私の場合は、特にじっくりと思考が必要な業務が捗りました。

撮影:集合写真家 武市真拓 <リンク:https://sshonpo.com>


3.自分ができる貢献のスタイルで、LAという場に貢献する

LAでの生活には、ほぼルールがありません。当たり前のように、起床時間や就寝時間も決まっていませんし、何をするかは自分次第です。

唯一ある心得的な考え方が「場への貢献」について。
事務局の皆さんが、必要な備品や食事の手配は取ってくださるものの、自律した大人が複数名で共同生活をする以上、食事の準備や後片付け、掃除、施設の日常的なメンテナンスは自分たちで行う必要があります。

コーヒーを淹れるのが好きな人は、モーニングタイムにコーヒーを。
早起きが得意な人は、みんなの朝ごはんの準備を。
写真が得意な人は、LAの思い出を切り取るカメラマンを。

それぞれが、それぞれの出来るスタイルで、場に貢献する。
無理なく、個人が「得意」「好き」「できる」を発揮する場。

このLAの考え方・心得のスタイル、すごく好きです。
私のように特に秀でたものがない人間も(笑)、ちょっと早起きして朝食の準備をすることで少しでもみんなのためになる。誰かのために何かが出来るってしあわせなことだな、と改めて感じられたのと、参加者1人1人が、この考え方をLAの場に限らず、日常にも持ち帰れたら素晴らしいなと感じます。

撮影:集合写真家 武市真拓 <リンク:https://sshonpo.com>


4.働き方・生き方を、改めて考える機会になる

企業に属している人もいれば、個人として活動している人もいる。
多様なメンバーが多いからこそ、日常的な自分の当たり前が、当たり前ではないことに気付かされるのも、LAの大きなポイント。

「自分らしくを、もっと自由に」というコンセプトなこともあり、働き方・生き方に興味関心の高いメンバーが多く集っています。だからこそ、他社の制度や事例も自然と聞きたくなってしまう。

また、今回の滞在期間中には、株式会社LIFULL 井上高志社長×株式会社リクルートテクノロジーズ 執行役員 竹迫良範さんが参加メンバーとともに、"これからの時代の働き方・企業"について、ディスカッションをする時間がありました。

撮影:集合写真家 武市真拓 <リンク:https://sshonpo.com>

経営者視点で考えるこれからの時代、参加メンバーの視点から考えるこれからの時代。そこにある違いから、また新たな気付きを得ることもでき、学び多き時間でした。

今の自分、今の自組織を再度見つめたり、他社の事例を聞きながらそれをどう活かせるかを考える。

多様性あるLAのコミュニティだからこそ、働き方・生き方を考える上で、双発の場になることを感じました。


おわりに

何を得て帰りたいか、その目的を持つことでより有意義になる場が、LAだと思いながらも、偶発性の高い場所だからこそ、目的を明確にしすぎない方がよかったり。

いずれにせよ、場に貢献し、場を楽しみながら、新しいつながりを生み出す。また次回もそう思いながら参加したいな、と感じました。

運営くださった事務局の皆さん、ありがとうございました!
(& 武市さん、素敵なお写真をありがとうございました!)

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