ARFID 回避制限性食物摂取症〜夏休み〜
夏休みに入った翌日から予定していた2泊3日の北海道小樽へ出発しました。
去年は沖縄に行ったし次は北海道!全国を旅行したい!
そんな娘の希望もありゴールデンウィークごろから家族で計画して楽しみにしていました。
吐き気止めももらったし 何より旅行が楽しかったら不安も消えていくはず。
そんな思いとは裏腹に娘の不安は消えていくわけではありませんでした。
朝から移動移動の連続で途中何度も吐きそう しんどいの連発。
旅の途中で機嫌が悪くなるなんて思春期あるあるやし、それに反応して家族でイライラ…あるあるすぎるよねなんて気持ちを整理しつつ、あまり無理させるのも良くないなと思い道中こまめに休みながらようやくホテルに到着。
すこし休憩してからホテルのラウンジのウェルカムドリンクとラスクを美味しい美味しいと食べていました。
夜は徒歩10分ほどの回転寿司へ。
北海道の海鮮はやっぱ最高!!回転寿司でこのクオリティ!!
娘はいくらの軍艦をふた皿食べ、早々にご馳走様。
それを横目にパクパク寿司食う両親。
なんかこれ、ジブリでみたシーンやん…
2日目
おたる水族館に行く予定でしたが移動中の吐き気が不安と強く訴えるので断念しました。
朝早く目覚めた私は1人小樽運河を優雅に散歩。すてき。
小樽運河の歴史に想いを馳せていると、カラスが何やら騒がしい。
何?何?なんて思っていると突然一匹のカラスが私目掛けて飛んできた!!
ヤられる!!!!
必死でしかし奴らに気付かれないようにクノイチの如く小走り!
雨もパラついてきた!チッキショー!!
人もまばらな小樽の街を頭を庇いながら小走りするおばはん。
何だかもう笑けてきた。ネタやん、コレ。キョウイチのネタやん!!
関西人に生まれて良かったです。
無事ホテルに戻って 早速、家族にフレッシュなネタを披露!
まずまずな反応…
なんでやねん。
気を取り直してレストランに朝食を食べに行きました。
娘はパンひと齧りとオレンジジュースを半分。ご馳走様。
先に部屋に戻りたいと言うので食べかけの朝食に後ろ髪を引かれながら部屋まで連れ帰りました。
残った朝食を食べに戻り旦那と少し話をしていると、旦那が他の子は楽しそうにしてるのになぁ…とボソリ。
なんだ心配してイライラしちゃってたのね。にしても伝え方が下手すぎて1ミリも娘に伝わってないですよ…おとっつぁん。
昼前に近くの商店街やらをぶらつきお土産を買いに。ろくに食事をしていないので娘用に駄菓子なども購入。
旅に来たら顔ハメパネルっしょってことで順番に撮影。
大体これ一番喜んでるのは私です。
商店街を歩いているとまたもやカラスが!!
追手か!!(まだやってる)
おかーおかーって鳴いてると娘は大喜び。普段は私、娘におかぁとかおかと呼ばれているもんでね。
おかーの友達?とかよくわからないことを言われながら娘の笑顔にホッとしました。
帰り道に食欲がない娘が少しなら食べられると言うのでハンバーガーチェーン店へ行き、テイクアウト。海鮮にまみれたかった私は渋々チーズバーガーとフライドポテトを娘とシェアしました。
それはそれで美味しかったですよ。
夕方、旦那にも我慢の色がちらほらしているのでお部屋でマッサージを頼みました。
私たちよりもはるか年上の方にマッサージされて、すこし申し訳なくなりながらも、小樽も若者が離れていくのよねなんて話を聞きながら これでこの方たちのお財布が少しでも潤うなら、まあ、こんな旅行も悪くないよねと思いました。
夜ご飯はなんと!コンビニ弁当!!もうここが小樽ということを忘れそうです笑
娘はいくらおにぎり。他の海鮮はダメですがいくら大好きです。少しでも食べられるものがあって良かった。
私はザンギ弁当。
うんうん充分美味しゅうございました。
あっという間に最終日。
チェックアウトまで時間があるので朝食後近くの美術館へ。
娘は部屋で過ごすというので旦那とぶらぶら出かけました。部屋に戻ると少し表情の緩んだ娘が。
北海道限定駄菓子をつまみながら漫画読んだり絵を描いたり1人でリラックスできたようでした。
チェックアウト後 道中に食べるおやつなんかを買ってまた移動移動の連続…空港についてお昼ご飯にはご当地ラーメン!
いえーい!!待ってました!
初めてのこっさりラーメンを美味しく頂きました。
こっさりて…笑
と思ってた30分前の自分を殴っときました。
ようやく空港につき
飛行機が出るまでに白い恋人にハマってほぼ一箱ペロりした娘。ご満悦。
もう、食べたら何でもいいやと少し開き直りながら北海道旅行は幕を閉じました。
8月中旬
一度小児科へ行きました。
先月体重が2キロ近く減っていたたけどなんとか800g増えて、とりあえず大きい病院への紹介は延期ということになりました。
吐き気止めのおかげで食欲も少しでてるみたいで一安心。
採血してもらって(初めての採血でしたが局所麻酔のペンレステープをもらっていたので不安は感じていましたが痛みはそれほどなかったようです。)
また二週間後に受診の予約をします。
実は次の受診でここの小児科とはお別れします。
施設が古くなって隣の市へお引越しされるんだと…新生児からお世話になってて寡黙だけど信頼できる先生だったのでとても残念です…
幸い紹介先でもあった総合病院の医師が近くにクリニックを開業されるので必要ならそこの紹介状は書いてくれるとのことでした。
夏休みはこんな感じで 不安を感じたり吐き気を感じる日もありましたが、学校に行かない分リラックスして過ごせたようでした。
宿題もギリギリまでかかったもののちゃんと終わらせる事ができました。
ちなみに自由研究にはお気に入りのピンク色に塗ったカリンバを作りました♪