自己紹介から変わる「未来の自分」
冒頭「謝罪」から始めさせてください。。。
横石さん、「正直ビジネスハウツー本」だと思ってました。ごめんなさい。
そんなものではなく、ビジネスパーソンにとって最も身近なのに、特に習わないし、考えない、「自己紹介」を通じた「自己変革」「未来への一歩」を提示してもらった一冊。
個人的に、自己紹介(特にイベントなど)が苦手だったので、この中に出てくる自己紹介への考え方は、目から鱗(と言って僕の自己紹介が変わってるかは未知数)の連続でした。
「自分を相手に紹介する」
というプロセス一つとって、出来るビジネスパーソンへの一歩が隠されているのだなと。現在仕事で大企業のインナーブランディングに関わる身としては、ここに記載されているような「役職から役割」「プロフィットからパーパス」「何を貢献出来るのか」というような一つ一つの視点を様々な人が持てば、企業がからるのではないかとさえ思います。一人一人の行動が変わり、ビジョンを体現するような人が増えた企業は強そうです。
この書籍が提示するような人材は、おそらく「未来の提示」が出来るということに尽きるのだと思います。今の名刺情報ではなく、これからの未来を相手にとっての未来もひっくるめて紹介が出来る。自己紹介は「そのチャンス」である。
ビジネスパーソンが日々行っていることで、ここまでのポジティブな変化を提示出来るってとても素敵だと思います。
未来を語るために、現在を変革する、自己認識を改める。
その一歩目としての「自己紹介2.0」。