中国系クオーターの自分が父親の背中を見てなぜ10代で起業したか?僕のこれまでと未来。
山崎友雅です。株式会社ロコフルというHRtechとEntertainmentの事業を展開する会社を4年前(当時大学1年生)に創業し、奮闘中です。
今回のブログは、愛媛出身の自分が東京に出て事業を行う上で出会う人の数も圧倒的に増えたので、
ここで「一体山崎とは誰ぞや」ということを記載して僕という人間を知っていただきたいと思いました。
また、このタイミングで自分の原体験をまとめ、改めてなぜ僕が会社を起こし、事業を経営していくのかを頭の中で整理し書き留めておきたいと思ったのでここに書かせていただきます。
目次
1. 生い立ち〜会社設立、事業運営
2. 新たな事業展開、未来
3. 東京にいる理由
1. 生い立ち〜会社設立、事業運営
父は福建省生まれ、起業家の背中をみて育つ。
僕は愛媛県の造船の町、今治市で生まれました。そしてクオーター?(僕の父は、中国人の祖父と、日本と中国のハーフの祖母から生まれた)です。
祖父の家へ遊びに行くといつも中国語が飛び交っていました。(なんか怒っているみたいですよね。あれはそういう発声なんです。)
僕が物心ついたころは、家族でパン屋さんを営んでいました。しかし、そのパン屋は僕が4歳ごろに清算。その後父は居酒屋、バーなどお店を開業しては潰しており、遂には「おれはラーメン修行へ出る」と東京・大阪へ住み込み、家には父はほぼいないという家庭でした。僕はほぼ母に育てられたようなものです。
今父は、台湾で日本のラーメン屋を開業していて毎日満席状態のようです。麵屋絆 台灣一號店(https://www.facebook.com/MenYaKizunaNo1/)
そんな紆余曲折あった家庭ですが、父の悲しむ顔を見たことがなかったんです。いつもワクワクしていて夢を語っている。小さいなりに僕は「自分の行きたい道へ進むことはこんなに楽しそうに生きていけるのか」と思っていました。
将来の夢や、今後の人生に悩み始める中学・高校生の頃、父のように自分の思う道に進もうという思いが確信に変わり始めました。
大学入学、会社設立.......
「自分で事業をやる!」そう決めましたが、一旦地元の大学へ入学しました。大学に入ると本当に暇。サークルに入る気も特になかったので、時間がかなり空き始めました。
ちょうどその時僕が顔を出していた起業コミュニティで出会ったカメラ好きな学生と、「かわいい大学生の写真を撮影しよう!」と大学に繰り出し、僕はナンパ役、彼は撮影役として、女子大学生のスナップ写真を撮影しました。そしてそれらをTwitterに投稿するようになりました。
それがかなりバズりまして、事業化しよう!と会社を作りました。
(大学1年生10月)
そこで立ち上がったのが、女子大学生と企業のSNSマーケティングをサポートする事業「Cute.Campus」です。
しかし、そんな中、あらたな問題にぶつかります。
学費が無い
会社を立ち上げ、事業も回り始めましたが、僕自身はアルバイトを続けていて、なんとかギリギリ生活できる日々、貯金なんかありません。
そんな中、半期に一度、学費の請求書が届きます。「450,000円」
「無理だ。」ギリギリの僕は休学を選択しました。と同時に事業運営に本腰を入れ始めました。
愛媛のFast Believer
エンジェル投資家
弊社への最初の投資家は地元の事業会社の経営者です。ビジネスプランを3日で仕上げるイベントに参加していた時、審査員としていらっしゃったのがその方です。僕はその時ちょうど二ヶ月後に学生向けクリスマスイベントを控えていたので、
「これに協賛してください!」とお願いにいったことが始まりです。
それから僕を信じて二つ返事で投資をしていただき、「必ず結果を出す」そう心に決めました。
広告会社社長
また、会社を作り、動き始めると、いろいろな出会いが増え、お取引先も増えていったのですが、
その際、まだまだ未熟な僕・弊社を活用いただくことを決めていただいた広告会社社長との出会いは鮮明に覚えています。
これも学生向けイベントへの協賛のお願いから始まった出会いです。その時アルバイトをさせていただいていた先の方から地元の銀行の方をご紹介いただきました。銀行の会議室なんか行ったことのない僕は、慣れないスーツを着て向かいました。そこで、ご紹介いただいたのが、地元広告会社の社長様です。スーツは着ていますが、頭は金髪だった僕の事業説明を「面白い!」と感じていただき、すぐに一緒にお仕事をスタートさせていただいた記憶があります。
さまざまなお取引がある中で、あのスピード感で決定・実行いただいたことを本当に感謝していますし、ここでもまた「結果でお返しする」と改めて心に決めました。
それから地元野球球団、銀行、カーディーラー、不動産、レジャー施設様等のSNSマーケティングにおける、キャスティング、動画制作、SNSアカウント運用のお仕事等、本当にいろいろやらせていただいております。
この時未熟の中の未熟である弊社をご活用いただいた、広告会社の皆様、お取引先の皆様へは感謝の気持ちでいっぱいであり、引き続き結果でお返しできるよう努力していきます。
弊社のSNSクリエイター・インフルエンサー事業に関しては、
コチラから(https://www.biright-sns.com/)
2. 新たな事業展開、未来
現事業のきっかけは、会社経営中に起こった小さな出来事
大学生とSNSマーケティングを行なっていると、「広告を出稿したい」ニーズと共に、「バイト集めてくれ」ニーズが多い多い。そんなご要望をいただく中で、ある会社さんから「バイト10人1ヶ月で集めてくれ」という要望がありました。
アルバイトをそこでするということを10人確定させて、連絡先つないで、まとめる?「タイトすぎないか。」と思いながらも、がんばりますと答えました。
帰りの車の中で、その時一緒に仕事をしていた女子大学生に「〇〇のバイト、10人ぐらい集まらないかな?」と聞いたところ、
1週間後に10名以上集まっていたんです。
そうか、アルバイトを人伝いで決めるカルチャーがあるのか。と発見しました。これを仕組み化して人材不足を解決して、働くを最適化できる。そう思い、仕組みとビジネスモデルを設計しました。
そこで生まれたのが、口コミ・拡散型求人情報サービス「CONET (コネット)」です。
どんなサービスか
サービスの仕様等は、現在iOSアプリリリースの準備をしているため詳しい内容はリリース後のお楽しみとさせていただきますが、多くのユーザーの深い課題を解決できると確信しています。
職場を新たな出会い・体験の場と定義し、職探しを日常に、ワクワクを提供し続けたい。
CONET(コネット)を、人と職場を性格でマッチングするサービスへと昇華させます。
課題
採用理由はあなたの"スキル"、退職理由は"人間関係"。
現在、アルバイト検索アプリや、転職サイトを見ても、社内の様子やどんな人が働いているか、自分にマッチするのかは一発ではわかりません。
「応募→選考→スケジューリング→面接→採用→仕事スタート→合う?合わない? 」と、採用時点までに、その人がどんなスキルを持っているのかはある程度理解できます。しかし会社の人材と求職者が性格的にどれだけマッチするのかがわかるまでには、それなりに時間を要します。
採用時は、「人のスペック」を元に判断し、採用するか否かが決まるが、
退職時は、「人間関係」を理由に辞めていきます。
ここに一つ人材採用、就転職における互いの思いの乖離が発生しています。
そんな問題を解決し、職場に同じ趣味・趣向の人がいて、プライベートの新しい仲間ができる。人々は1日の大半をどれだけ楽しく過ごすことができるでしょうか。人生の新たな1ページとなるに違いないですよね。
こだわり
UIデザイン、UXに徹底的にこだわるサービスに。
そんな課題を解決するサービスにするために、アプリを開けていかに人に楽しんでもらえるか、ワクワクさせられるか、感情移入度、粘着度をどれく らいあげられるか、が重要になってきます。
現在、仕事・バイト探しアプリ・webサイトは画面上の80%以上がテキストで、残り20%の写真も本社で撮られた写真で現場の雰囲気はわかりません。そんなユーザー(求職者)に職場の雰囲気を公開せずとも、市場がでかいですし、広告予算使って、プロモーションかけてある程度儲かると。しかし、それでは互いに満足のいくマッチングは発生しません。
ビジュアルベースのUIを設計し、現場の雰囲気をユーザーに伝えていく必要があります。
そんな課題を、こだわりを持って解決していきます。
そのために必要な人材
僕はエンジニアではありません。ただ、目の前にあった課題を解決し、新しい文化を作っていき、周りをワクワクさせたい、その思いは強いです。(激激激強です。)
そのために、会う人会う人をワクワクさせ、社内もワクワクさせ続けられる人間であるように心がけています。
そんなワクワクを実現するために、僕と一緒に仕事していただけそうな、エンジニアの方DMいただきたいです。切実に。
山崎友雅 Twitter ( https://twitter.com/Tyasoyama )
3. 東京にいる理由
(仕事いただいてるので愛媛にもいます!)
それは、チームをつくるためです。エンジニアの方が必要です。
(日立出身スーパー技術顧問がいます。)
職を探す人、探さない人共に見ていて楽しい、ワクワクするサービス実現のために、プロダクトマネージャー、エンジニアを探しています。人に会いまくるために、東京にいます。いきなりDM飛ばしたり失礼しますが、どうかこの山崎と一回話ししていただけるとありがたいですっ。
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というわけで、ちょっとした僕のこれまでを書きました。背中を見せてくれた父と、どれだけ苦しくても育ててくれた母への感謝を忘れず、進んでいきますので。
現在お取引ある方は引き続き何卒よろしくお願いいたします。
また本事業に関して、投資していただいている方々、
こんな僕を信じていただきありがとうございます。愛される会社・サービスを作り上げます。そして世界をワクワクさせます。
そしてこれから出会う方、未来を一緒に創って生きましょう。
山崎友雅 (Yamasaki Yuga)
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