オタク界隈で次に流行るもの?
海外では新しい風が巻き起こっている?
その風は日本で台風になるのか?
100%個人的な意見をこの記事では書こうと思います。
韓国、中国の小説原作作品
今、海外では、韓国、中国の小説原作作品が流行っています。
https://news.mynavi.jp/article/20200716-1113787/
この記事の中では今後日本でも、韓国、中国小説原作の漫画やアニメが流行ると書いていました。
個人的には、可能性は低いんじゃないかと思っています。
なぜなら、この記事で書かれている、
日本でマイナー+海外でメジャー=次は日本で流行る
という図式は、すべての分野に適応できる法則とは思えないからです。
西洋で流行したものは、日本で流行する?
日本では人気がなく、海外では人気がある ということは、次は日本で流行るはず!
その意見はわかります。 リーマンショック、電子マネーなど、経済的なものは特にそうですね。
他にはブランド物、おしゃれ感が出るもの(スタバとか)
日本には西洋で流行ったものは良いもののはずだ! みたいな信仰を持つ人が多数います。
そういうタイプの人は、みんなが言うことが正しい!と感じる上、影響されやすく、数が多い。そして、流行ものを購入する。
これらの属性はマーケティングをする上で、重要なターゲットになります。 お金をかけて広告をすればするほど、収益が見込めるのですから。
でもオタクはちがう
しかしながらオタクってそんな人たちでしょうか?
世間的には否定されていても、自分が好きだから好きだ!と言える人だと思うし、 自分の世界観や価値観がしっかりしているからこそ、流行に流されない側面があるんじゃないでしょうか?
そういう意味で、海外で流行っている+日本で流行っていない=次は日本! とはならないと思っています。
あくまで、コンテンツが本質的に面白いのであれば、日本でも流行る可能性はあるでしょう。
流行に流されるのはみんな一緒
みんなが良いっていうから良い!って考え方は、人間が社会で生きていくために獲得した本質的なものなので、すべての人間が持っているものです。
人間の脳の優れた点は、効率化です。
選択のたびに自分で情報を集めて判断することは、エネルギーの浪費でしかありません。
だからこそ、レビューで良いと言われている物を購入するんですね。
なので、結論わからん!笑
ここが時代の最先端
まぁマーケティングの話とは別に、日本での流行を阻む要因が他にもあります。
それは「このカルチャーの最先端を行ってるのは、俺達だ!」って意識を、大なり小なり僕達が持っている点です。
中国、韓国原作の小説で流行っているのは、異世界もの、乙女系、BL。
これって結局日本の後追いですよね。
物的な製品なら、製造コストが安い場所で作ることで、費用対効果の高い商品が生まれることもあるけれど、無形の創造物はコンテンツの内容がすべて。だから、後追いの利点が少なくなります。
この点から、中華製品が強いのとは、同じ理論では語れない。
そして、単純なメディアのごり押しでは、自分の価値観で行動するオタクを魅了することは出来ないという、二つの点で他の分野と同じ理論は通らないのではないかと考えています。
中国、韓国原作が流行る要因もあります。
それは、単純に英語に翻訳されているだけでなく、ファンがその翻訳活動に携わっている点です。
製作者だけでなく、ファンを巻き込むというのは、無形のコンテンツが流行る大きな理由になりえます。
わかりやすいのは東方ですね! 二次創作とは違いますが、自分の好きなものに貢献できるというのは、ファンにとってうれしいことです。
それだけでなく、自分が関わることで、作品に対する当事者意識が生まれます。
これはAKBのほうがわかりやすいでしょうか。
ファンの熱量というものは、どんな分野でも共通の広まるための要因です。
そういった面では、今後、中国、韓国作品が日本でも広まるかもしれませんね。
関係ないけど、僕も出来れば「ざくざくアクターズ」という超名作フリーゲームを世間に広める活動をしたいと思っている一人です。
あの作品の英語化の手伝いが出来ればうれしいのですが、今の英語力ではきびしいので、ここで勝手ながら紹介させていただきました!
結論
海外で韓国、中国原作の作品が西洋で売れつつある。
しかし、それが=日本で次に流行るとは言えない。 という個人的な意見でした。
ただ、いつの日か、日本の隠れた名作を海外に紹介したい。と思っている著者は、勉強のためにも、今流行の韓国、中国原作の作品を読んでみようと思っています。
皆さんも興味があったら読んでみると、普通に面白いかもしれませんね!
ざくざくアクターズは名作!!(しつこい)