見出し画像

インターネット老人会のおじさんから若者へ「闇バイトに手を染めるな。インターネットは悪いやつばかりだぞ!」

最近ニュースで騒がしい闇バイト問題。
逮捕された若者たちの動機を聞くと、数十万くらい足りなくなって、Xで「即日 高収入」とかで検索して、気軽に手を染めてしまっている。

「ホワイト案件です」→「じゃあいっか」
いや、なんでやねん!よくねえよ!信じるなよ!

なんかみんなインターネット警戒しなさすぎじゃないですかね?
生まれたときからインターネットがある世代の人たちは。

私がインターネットに出会ったのは大学1年生のころ。1997年だ。
大学に入学したら、ちょうど全学生にメールアドレスが割り振られた最初の頃で、ほとんどの学生がインターネットやメールなんて使ったことがなかったので、情報処理センターみたいなところの研修を必須で受けさせられた。
そこでWindowsNT 3.51(古い!)におけるメールの使い方(WinYATというメールクライアントだった)や、インターネットの「ネチケット」について教えてもらった。

<参考>

やがてYahoo!のディレクトリ検索や、gooやLycosのロボット検索なんかを駆使して、たまに怪しいサイトに行きついたり、生IPを抜かれないように串を刺すとか謎に学んだり、怪しげなダウンロードサイトでJpegに偽装したファイルをダウンロードしたり、ダウンロードしてぽこにゃん結合したり、なんか怖いけど便利で、でもやっぱり怪しい世界なんだと学習していった。

<参考>

よくわからないことを、懐かしさ半分で適当に書いてしまったが、何を言いたいかっていうと、そもそもインターネットって危険なんだよってこと。
あの頃はダイヤルアップしたその瞬間から、魑魅魍魎の世界に飛び出しているって感覚だったが、今でもその時の思いが根底にはある。

匿名前提のmixiが廃れ、実名のfacebookが台頭した時、恐る恐る本名でアカウントを作ったあの感覚、デジタルネイティブには理解できないかもしれないが、つまりはそれくらいの危機感を持った方がよいということ。
その危機感があれば、SNSで知り合った本名も知らない奴に身分証明書の写真を送ったりは絶対にしないはず。
インターネットに居るのははほぼ悪人っていうスタート地点に立って最初は警戒する。なんどかやり取りしたり、リアルで会って信用できると思った時に初めて悪人ではなくなる。少々極端だがこれくらいのスタンスでいてほしい。

あと、税金滞納しても国に殺されはしないが、闇バイトで強盗して捕まったら一生を棒に振ることもある。
マジで落ち着いて周りに相談してほしい。おじさんとの約束だぞ!

いいなと思ったら応援しよう!